宝島社文庫<br> 『このミス』が選ぶ!オールタイム・ベスト短編ミステリー 赤

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宝島社文庫
『このミス』が選ぶ!オールタイム・ベスト短編ミステリー 赤

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800240378
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

『このミス』選者が選ぶ、珠玉の名作短編アンソロジーが登場!約100年に及ぶ日本ミステリー史のあらゆる短編の中から、『このミス』が誇る読書のプロが選んだ十編の名作たちを、二分冊で刊行。第1弾にあたる本書「赤」には、ランキング第1位の「戻り川心中」(連城三紀彦)をはじめとする五編を収録。日本のミステリー文学を代表する名作短編が揃うアンソロジー第1弾!

著者等紹介

連城三紀彦[レンジョウミキヒコ]
1948年、名古屋市に生まれる。早稲田大学政治経済学部を卒業。78年、「変調二人羽織」で第3回幻影城新人賞を受賞しデビューを果たす。81年、「戻り川心中」で第34回日本推理作家協会賞、84年、『宵待草夜情』で第5回吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で第91回直木賞、96年、『隠れ菊』で第9回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。2013年に死去、翌年に第18回ミステリー文学大賞特別賞を追贈された

江戸川乱歩[エドガワランポ]
1894年、三重県に生まれる。早稲田大学政治経済学科卒業後、多くの職業遍歴を経て、1923年、『新青年』に「二銭銅貨」を発表してデビュー。ほどなく日本最初の探偵小説専業作家として地位を確立するが、怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。長編では『黒蜥蜴』、「少年探偵団」シリーズなどがよく知られている。探偵小説誌『宝石』の編集・経営に携わったり、新人作家の発掘にも力を注いだほか、日本探偵作家クラブの創立に尽力するなど、日本の探偵小説界に多大なる業績を残した

高木彬光[タカギアキミツ]
1920年、青森市に生まれる。京都帝国大学工学部卒。48年に江戸川乱歩の推薦による『刺青殺人事件』でデビュー。50年、『能面殺人事件』で第3回日本探偵作家クラブ賞を受賞。探偵・神津恭介のほか、検事・霧島三郎、弁護士・百谷泉一郎など、魅力的な探偵キャラクターの創造で知られる。推理小説だけでなく、時代小説、SF、小年向け小説なども執筆した。95年、死去

泡坂妻夫[アワサカツマオ]
1933年、東京都に生まれる。76年、「DL2号機事件」にて第1回幻影城新人賞佳作入選。家業の紋章上絵師を継ぐかたわら、小説を執筆する。78年、『乱れからくり』にて第31回日本推理作家協会賞を、88年、『折鶴』にて第16回泉鏡花文学賞を、90年に『蔭桔梗』にて第103回直木賞をそれぞれ受賞。奇術家としても高名で、69年に創作奇術で第2回石田天海賞を受賞し、みずからの本名を冠した厚川昌男賞を制定されている。2009年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やきいも

85
2014年のアンケート「オールタイム・ベスト国内短編ミステリーベストテン」にランクインした作品を収録した本。日本の短編ミステリーの豪華なアンソロジー。悲恋物の『桔梗の宿』の哀しい結末が印象的だった。この作品が収録されてる連城三紀彦の有名な短篇集『戻り川心中』が読みたくなった。江戸川乱歩の『押絵と旅する男』も謎解き小説ではないが、幻想的で独特な味わいのある一編だった。同じアンソロジーの「黒」の巻も読みたい。2015/09/16

yu

47
読了。 連城さんは2作とも既読だった短編。何度読んでもいい。高木さんは初読みかなぁ。若干、既読感があるストーリーで、なんとなくありきたりだったような。。。泡坂さんも初読みだと思われ。ん~、あまり好きな感じではないかな。2016/04/10

HANA

46
日本の歴代ミステリの中から五編が収録されているが、オールタイムと銘打つだけありどれもこれも完成度がただ事ではない。とはいえ初めて読むのは連城三紀彦だけであり後は全て既読であったが、名作というのは二読三読にも耐えるものであるな。高木彬光で謎解きの妙を楽しみ、乱歩でこの世ならぬ世界に遊び、泡坂妻夫の独特の論理を楽しむ。で初読の連城三紀彦、何故彼を今まで読まなかったのかと後悔する事しきり。収録されている二編とも人間の悲しみがもう幻想の域まで高められて、しかもミステリらしく一捻りある。言う事なしの一冊であった。2015/05/12

yucchi

42
名作短編アンソロジー。『このミス』で選ばれた上位10作のうち5作が収録されている。すべて既読。既読...。既読...? こうも覚えていないとだんだん悲しくなってくる...(´•ω•) どれも短編だからといって侮るなかれ。連城氏の美しく哀愁のある文章、泡坂氏と高木氏のイケメン探偵対決、乱歩の幻想的な風景と1冊でいろいろ楽しめる。私の鳥頭もこういう素晴らしい作品を何度も新鮮な気持ちで読めると思えば、それはそれでお得なのかもしれない。2016/10/24

yumiko

41
さすがオールタイム・ベスト!5作全てが素晴らしい作品なのは勿論のこと、どれも著者の個性を色濃く表し、入門書としても楽しめるアンソロジーになっている。連城三紀彦の2作は、何度読んでもただもううっとり。これほどまでに耽美な文章と見事な謎が融合したミステリーが他にあるだろうか。ため息が漏れ出るほどの美しさ。巨匠乱歩の作品も既読ながら、幻想的な世界にあっという間に引き摺り込まれる。どっぷりと物語にはまる快感…。高木彬光、泡坂妻夫の作品も、あっと驚く展開に引き込まれ面白く読んだ。これは黒のバージョンも楽しみ!2015/04/18

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