内容説明
佐山聡、新間寿、桜井康雄、大塚直樹、永島勝司、ミスター高橋、上井文彦、猪木啓介、田中ケロ、ターザン山本、小佐野景浩―当事者、関係者たちの「最終告白」!
目次
10大事件其の1 第1回IWGP優勝戦「猪木舌出し」事件
10大事件其の2 クーデター未遂事件
10大事件其の3 タイガーマスクが衝撃デビュー&引退
10大事件其の4 第一次UWFの旗揚げと崩壊
10大事件其の5 前田日明のUWF移籍と新日追放
10大事件其の6 長州力が新日本プロレスを離脱
10大事件其の7 新日3大暴動事件
10大事件其の8 3団体オールスター戦
10大事件其の9 全日本との「外国人選手引き抜き」戦争
10大事件其の10 「猪木vsアリ」世紀の一戦
永久保存版巻末特別ふろく 新日本プロレス“500大事件”年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺぱごじら
16
自分にとっての格闘技観戦で何が面白いかと言って『80年代前半のプロレス』ほど面白くて燃えたものはなかった(笑)。IWGPなんかTVに喰らいついて観た。猪木は大将だったし馬場は重鎮だった、タイガーはヒーローで藤波はボンボン、長州は野良犬で斎藤は天晴れな敵将、ブロディの蹴りはTV越しでも痛かったしホーガンは憎めない奴だった。プロレスに憑かれたのはほんの数年でファンなどとは烏滸がましくて言えないが、あの火花のような衝撃はまだどこかに残っている。2015-642015/04/25
スプリント
7
10大事件の真相を片方のインタビューだけで語った本です。どこまでが脚本でどこまでがガチなのかが垣間見えて面白いです。プロレス関係者のみならず放送局や新聞社をはじめとするスポンサーの方々のガラの悪さに少し引きますが。2015/10/04
Sunekosuring
2
ほぼ猪木の話で、猪木がいかにすごくて、そしてダメだったかを知るにはちょうどよい。語り手の面子と内容からしても、おそらく本当の意味での「真相」というのは闇のなかだろう。とはいえ、事件を起こすきっかけは大体が猪木のその場の思いつきだったというのは、そのとおりなんだろう。2015/10/09
湘南☆浪漫【Rain Maker】
0
真相を探りすぎると冷めちゃう部分はあるから、こういう本は難しい。 今は健全な形になったけど、たまにはこれくらいの刺激的な事件が起きても良いのかな?なんて思ってしまったり(苦笑) 2018/03/30