内容説明
「世界史」のなかで領土問題を考えれば、今後日本がどう行動すべきかがわかってくる。
目次
第1章 日本人が知らない領土の歴史
第2章 日本・中国・韓国の国家と領土の成立
第3章 平安時代から江戸時代までの日本外交
第4章 ロシアとの本当の問題は樺太・北海道
第5章 日本は韓国とどう付き合えばよかったのか、誰も回答なし
第6章 琉球王国とヤマトと中国の三角関係
第7章 沖縄が日本に留まれたのは奇跡に近かった
第8章 沖縄独立の恐れは本当にないのか
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市生まれ。作家・評論家、徳島文理大学大学院教授。国土庁長官官房参事官、通商産業省大臣官房情報管理課長などを歴任後、テレビなどでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Yukihiro Fujii
2
日本の歴史を日本単独で見るのではなく、近隣諸国を含めた世界史的に俯瞰することで日本の領土がどのように形成されてきたかを捉えることができる。 現在の中間との領土問題とこれからの動向に関心を持つ必要がる。2015/02/18
金吾
1
○歴史を解りやすく説明し領土問題の背景を解きほぐしており面白かったです。2019/11/20
Ryoichi Ito
0
なかなか面白い。尖閣については,「日本が挑発したととられないこと」が大事。これは当然。沖縄については,「本土の政治家などは沖縄のことを知らない」。例えば,二千円札に守礼門(中国皇帝への忠誠の象徴)が描かれているのはとんでもないこと。2017/03/28
ソノダケン
0
右翼的世界観にもとづいたオナニーヒストリーの一冊。「日本国王」を名乗った足利義満に対する感情な批判が書いてあり、なるほど彼らは義満を敵視しているのだなと、手の内を知ることができたのが収穫。沖縄通を自称する著者の基地問題への解決策は、「沖縄県民の感情を逆撫でする発言をしないこと」。いまのところ日本は平和で良いとおもった。2014/12/05
読書国の仮住まい
0
日本が抱える領土問題を、歴史から紐解いていく。 愛国的右翼を自称する著者だけに、少し偏った意見に感じられるが、肯ける部分もあった。2020/04/09
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