敗戦から未来へ―ブラジルW杯テクニカルレポート

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800231826
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

内容説明

ベスト8進出の力はあったサッカー日本代表!暑さ対策、キャンプ地選び、攻守の切り替え、球際の強さ…W杯惨敗の本当の理由。徹底したデータ分析から見えてきた勝利の法則!

目次

序章 戦いは試合前から始まっている
第1章 日本代表は、なぜ惨敗したのか―チーム編
第2章 日本代表は、なぜ惨敗したのか―個人編
第3章 スペインとドイツ―王者交代の真相
第4章 ブラジルW杯で輝いたスーパースターはなにが凄かったのか
第5章 日本代表の指針―2018年ロシアW杯へ向けて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

31
ザックの煩悩さがわかる。がっかりするくらいの準備不足と決断力の無さが一番の敗因と感じる。色々な角度からの分析が豊富。山本氏は以前ボールを奪ってからのタッチ数に言及していたが、戸塚氏の色々な視点のデータが満載で、今のサッカーファンには説得力があると思うが、オールドファンのぼくには少し理解に戸惑う。しかしながら、これからの強化ポイントの発見や、チーム作りには不可欠な視点に感じる。何故日本サッカー協会が、どうでも外国人監督を選ぶか疑問。山本氏がバックアップをして若手の日本人監督を育てるべき!2016/06/21

Koki Miyachi

9
自分の馴染みのスペイン料理店によく来るらしい、サッカー元日本代表監督山本昌邦氏。店主がもらったというサイン入りの著書をむりやり渡されたので読んでみた。ブラジルW杯の敗因のテクニカル分析なのだが、これを読んで現代サッカーがデータ分析に基づいた緻密なスポーツだと知った。テクニカル分析と指揮官の目指すサッカーの哲学、そして選手のクオリティと戦術の理解度。その総合的な集積が結果に結びつく。その現実を元日本代表監督だった筆者が語るのだから面白い。2015/04/29

K・M

4
【2022W杯開催記念読本企画〈№6〉2014年発行】 名解説でお馴染み山本昌邦氏がGL敗退の要因を解き明かすブラジルW杯テクニカルレポート。ジャーナリストの戸塚氏が疑問を投げかけ山本氏が回答していくスタイルだ。様々なスタッツを使用し的確な分析を提示、日本人監督の重要性や代表スタッフの在り方までをも語り4年後のロシアW杯さらには8年後の躍進まで予見しているのは驚異の一言に尽きる。名参謀として世界に立向かってきた著者だから有意義な提言が出来たという事か。日本代表で新たな役職に就任した山本氏の活躍が楽しみだ。2023/05/02

Mimuchi

3
敗戦の理由がデータを基にわかりやすく書かれている。今後につなげる意味でも読んだ方が良いです。2014/11/13

nozzey

3
データを基に日本代表の戦い方やブラジル大会の傾向について検討するという内容。日本についての記述が半分以上を占める。GL3試合については見ていて感じた事も多く書かれていたが、(枠内シュート数やチーム全体のプレーエリア、本田圭佑のパス方向など)データを見ながら、整理された言葉を読む意味もよく感じた。山口蛍vsマスチェラーノなど個人データの比較も、トップクラスとの差を視覚化してくれておもしろい。日本以外の記述で特に興味深かったのは国毎の被シュートブロック数、選手毎の枠内/枠外/ブロックされたシュート数あたりか。2014/11/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8300036
  • ご注意事項

最近チェックした商品