内容説明
道具立てでわかる江戸庶民の暮らし、時代劇で見る治安、「江戸鳥瞰図」と「江戸名所図会」で見る江戸の町並み、名時代劇の系譜、江戸有名人の履歴書、江戸っ子の常識・非常識―人口１００万人、「江戸八百八町」に暮らす庶民の生活ぶりや文化・風習を総ざらい。独特の食や装い、歌舞伎や相撲、花火といった娯楽、市川雷蔵モノから『鬼平犯科帳』まで、時代劇ファンが知りたかった大江戸事情をまとめた一冊。
目次
第１章 江戸っ子の衣食事情（江戸っ子のグルメ事情；初物好きの江戸っ子気質 ほか）
第２章 大江戸の町並みと厳選・人気スポット（鳥の視点で見た江戸；大江戸変化の歴史 ほか）
第３章 江戸の治安と暮らし（江戸の暮らしぶり；シンプル・イズ・ベストを貫く庶民たち ほか）
第４章 もっと知りたい時代劇（徳川吉宗；水戸光圀 ほか）
第５章 江戸っ子の常識・非常識（江戸の物価と庶民の生活；江戸の時刻と暦 ほか）
著者等紹介
菅野俊輔［カンノシュンスケ］
１９４８年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。江戸文化研究家。講演、著述、テレビ・ラジオ出演など多方面で活躍中
小林信也［コバヤシシンヤ］
１９６４年、広島県生まれ。東京大学大学院博士課程を単位取得満期退学。博士（東京大学）。川村学園女子大学講師、東京女子大学講師、日本大学講師。専門は江戸町人の暮らしの研究および江戸をフィールドとする都市社会史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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雨女
1
時代劇、時代小説を見る、読む人向けに特化された江戸庶民の生活事情をまとめた一冊。もう少し普遍的な江戸時代の知識が欲しかったのでちょっと残念。違う本も読んでみよう。2014/04/01
getsuki
1
江戸時代の暮らしを扱う書籍は数多くあるが、この本は時代劇に関するコーナーを作ることで時代ものファンにも読んで欲しいという意図があるのだろう。帯の「この時代小説がすごい！」編集部推薦も頷ける。2014/03/29
ZACC２
0
当時の浮世絵なんかが多くて楽しかった。何を思って当時の人はこれらの絵を残したのだろうか。2014/04/01
ぺしみち
0
面白い2014/03/12
