宝島社新書
信長のM&A、黒田官兵衛のビッグデータ―戦国武将に学ぶ必勝のビジネス術

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800221414
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0233

内容説明

今も昔も、人間のする「戦さ」は同じ、と考えれば、戦国武将の戦術や駆け引きからは、巧みなビジネススキルを学ぶことができます。著者は武田信玄や上杉謙信、さらに毛利元就や黒田官兵衛など、多くの武将の「国盗り」テクニックを、ビジネスのキーワードを駆使して分析し、解説してゆきます。

目次

第1章 武田信玄・風林火山のトップマネジメント(中高年のヒーローは非情な「マキャベリスト」;川中島の戦いは「ディズニーランド」誘致合戦だった! ほか)
第2章 毛利元就“猛悪無道”のベンチャー精神(飛躍の足掛かりをつかむ弱小ベンチャー;「三本の矢」はM&Aの教えだった! ほか)
第3章 上杉謙信・正義を掲げた「コンプライアンス経営」(“大義名分”を守ることの強さと弱さ;謙信の強さの秘密 ほか)
第4章 織田信長・第六天魔王のイノベーション(「織田ホールディングス」の誕生;名古屋発・安土行きの国盗りエクスプレス ほか)
第5章 黒田官兵衛・軍師官兵衛の必勝営業術(織田「買い」、毛利「売り」を推奨した腕利きアナリスト;乱世を生き抜くための知恵)

著者等紹介

吉田龍司[ヨシダリュウジ]
1989年山梨県都留市立都留文科大学文学部英文学科卒。同年から証券経済専門紙「株式新聞」の編集局記者。マーケット関連記事をはじめ、企業業績、トップインタビューなど様々な執筆を行う。デスク業務を経てフリーとなってからは経済、歴史、サブカルなど多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えいなえいな

3
毎年大河ドラマに合わせて書店でフェアが開かれるので、今年は黒田官兵衛本を読んでみました。しかし黒田官兵衛は最後に少し載っているだけです。完全に大河に合わせて加えられてますね。内容は歴史書としてもビジネス書としても中途半端な感じでした。いつの時代も成功した人間には共通点が多いものなのでしょう、と思いました。2014/06/27

スプリント

1
武田信玄・上杉謙信・毛利元就・織田信長と戦国時代を代表する大名たちの功績を現代のビジネスに置き換えて紹介しています。こじつけ感が強いトピックもありますが意外にもマッチしているところが多く面白かったです。2014年に書かれた本らしく巻末には大河ドラマの主役である黒田官兵衛が取り上げられています。2014年3月に世間を騒がしたビットコインが可能性のある新しいビジネスモデルとして紹介されているのも興味深いところです。2014/03/15

Yuki Ikawa

1
自己啓発、ライフハック系のケーススタディとして、戦国大名の事例を取り上げたもの。「M&A」「ビッグデータ」を冠するにはやや不足感はあるが、ビジネスの視点からみた諸大名の行動原理、歴史的成果を追っていくには大変おもしろい。武力絶対の戦国時代にも、人間関係の妙が命運を分ける例が多くあり、なるほどと思うことも少なくない。2014/02/14

逍遥遊

0
黒田官兵衛の章は大河ドラマのために強引に書き加えたのかな?読んでいて、そんな気がした。信長の記述について、特に光秀に関する部分は・・・です。『本能寺の変 431年目の真実』 明智憲三郎箸をお勧めします。 総合して、現代社会と結びつけた点は面白かったです。似たような本がたくさん出てくることを期待します。 2014/04/15

きたまる

0
それぞれの戦国武将に対しての特徴をビジネスの観点から上手くカテゴリ分けをしているなと思いました。 戦国時代とビジネスの世界の親和性が高いことは間違いないですが、本の内容は戦国好きには興味深いですが、ビジネス書と考えて読むと内容が薄いです。2014/03/27

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