内容説明
管理職必読!毎日のデータを活用するだけで売上200%アップ!年間4000社のデータを分析するマクロミルが明かすお宝データの活用法!今ある顧客データ、売上データ、マーケティングデータを分析すれば、ビッグデータなしでも新たなニーズを生み出せます!
目次
序章 はじめに―データ分析の重要性
第1章 データを活用する前におさえるべきポイント
第2章 ビッグデータ時代のデータ活用法
第3章 データ分析を知ろう
第4章 分析結果の上手なまとめ方
第5章 データ分析から戦略を実行する
第6章 あらゆる職種で求められるデータの活用
著者等紹介
上田雅夫[ウエダマサオ]
北海道大学大学院農学研究院修了。日清食品株式会社に入社し、商品開発業務を担当後、2000年、財団法人流通経済研究所に入所。店頭における消費者の購買行動に関する研究に従事する傍ら、学習院大学経済学部非常勤講師、中央大学専門職大学院兼任講師を担当。2010年8月、マクロミルに入社し、消費者の態度・行動に関する研究・モデル開発を担当。ネットリサーチ総合研究所主席研究員を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サク
1
メーカー等実務に携わる者の視点に起った名著だと思います。例えばクロスMD…かつてウォルマートで発見されたとされるビールとオムツの関係性についてその後後発事例が乏しいことからも、実務分析者が直感的に感じていた事をはっきりと記述されているのはすばらしいと思います。…データをまわせど他の事例の発見は難しいと。2015/06/29
123浜松
0
ビッグデータ云々よりも統計に関する活用方法に関する最低限の基礎知識を簡潔にまとめている本という印象。 ビッグデータを活用するには幅広い知識が必要ということを痛感させられた…2015/09/21
かつお
0
ビッグデータを扱うための入門書。実際にビッグデータを扱える現場にいる人で、方法論等を体系的に整理して、勉強を始めようとするのならもってこい。データを統計処理するためのソフトや、必要な知識が具体的に提示がされていて、説明もわかりやすい。しかし実例がないので、どうしても理解が想像任せになる部分がでてきてしまう。具体例があったらあったでただのビッグデータ礼賛本になる気もするので、これでちょうどいいのか。ビッグデータに限らず、データを使い、それを実務に活かすにはどうするかということを整理するのに役立った。2015/03/18
T
0
題名の通り。ビッグデータは便利な魔法じゃないんだよ、と地に足が着いた語り口。 流行りに乗せられて何となく取り入れて、なんだ結局使えないじゃん、となってしまうのを真剣に懸念して、これからデータの世界へ一歩踏み出そうという人を迷走させないための指針を示している。2014/10/09
凜瀬せんり
0
最近耳にすることの多い「ビッグデータ」「統計」について実務的な観点から基礎を書いている。専門用語が多いこの手の本と比べて、内容はとても分かりやすく非常に読みやすい。色々な言葉だけが独り歩きしている中「統計」と「データ分析」の違いが書いてあるところが個人的には特徴だと感じた。データ分析は錬金術ではないことがよくわかる。昨今ビッグデータと言えば華々しい印象だが、実際のデータ分析は華々しさとは無縁の地道な作業の積み上げだということが分かる良書。あとがきにある著者のデータ分析に対する真摯な態度が内容に表れている。2014/03/03