内容説明
ショートショート・アンソロジー第3弾。『このミス』大賞・日ラブ大賞・『このラノ』大賞作家総勢55名が描く、冬にまつわる様々なストーリー。5分で読める気軽さとは裏腹に、本格謎解きアリ・爆笑アリ・感動アリの盛りだくさんな内容。東口編は映画化で話題の『さよならドビュッシー』中山七里、「消防女子!!」シリーズが好評の佐藤青南ら、28名の作品を収録。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りゅう☆
63
もうすぐ夏だけど冬の気分を。雪だるまの秘密に胸を打たれた佐藤青南さん。単身赴任先の娘の置手紙にすっかり騙された山下貴光さん。幼き頃の淡い恋の行く末に安堵した上原小夜さん。確率0%の出会いが如何にもクリスマスな宇木聡史さん。レンタル人造人間の大どんでん返しに驚きつつ切なくなった島津緒操さん。雪女の正体が分かった時に恐怖を感じた森川楓子さん。ページを捲ったラスト1行に驚愕の中山七里さん。ショートショートだけどギュッと詰まったのもあれば、うーんイマイチよく分からないというのは5分で読めるシリーズあるあるですね。2024/06/14
ゆりあす62
52
★★★☆☆病院などの待ち時間用にバッグにいれて持ち歩き。すぐ完結するので、気の短い(笑)私にピッタリ!「え〜そうなるの?」 「マジ、この人が・・・」この人とは歴史的超有名人。彼がなぜあんなことをすることになったのか・・・の一説。悲しい話、微笑ましい話、ゾットする話、近未来アルアルな話、漫才形式など、盛りだくさんな冬の記憶の話。なぜ東口編?2016/03/22
山犬
46
目次のあとのいきなり書評家さんからのお言葉が。リアルなショートショートの現状のお話が一番ぞっとしたかも。どの作品も面白くてよかったです。特に「クリスマスとイヴ」の最後の言葉あれが一番感動しました。2015/11/27
ブルームーン
33
読むにたえないくだらない話もいくつか含まれていたけど、全体的に楽しめた。本当に5分で読めるのか、時間をはかってみたら、だいたい平均1話4分半ぐらいで読めた。平均的な読書スピードなんだなと実感。せめて1話3分ぐらいで読めるようになりたい。というかもはや本の感想ではなくなっている・・・・。2014/10/21
coco夏ko10角
28
28名の作家さんによるSS集。このシリーズの他の本に比べるとぴんとくる作品は少なかった。上原小夜さん『天からの手紙』が良かった。2016/01/01
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- 和書
- おもたせ暦 新潮文庫