林修の「今読みたい」日本文学講座

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800218117
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0093

内容説明

林先生の解説で文学が格段に楽しくなる。大人から中学生まで楽しく読める漱石、芥川、太宰ほか短篇15作品。

目次

宮沢賢治(『注文の多い料理店』)
夏目漱石(『夢十夜』;『変な音』)
芥川龍之介(『蜜柑』;『猿蟹合戦』;『教訓談』)
中島敦(『山月記』;『悟浄歎異―沙門悟浄の手記』;『名人伝』)
梶井基次郎(『檸檬』;『桜の樹の下には』)
志賀直哉(『小僧の神様』)
横光利一(『機械』)
太宰治(『走れメロス』『猿ヶ島』)

著者等紹介

林修[ハヤシオサム]
1965年、愛知県名古屋市生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校の現代文講師。東京大学法学部卒。長銀に入社後、半年で退社し、予備校講師となる。現在、難関コースを中心に担当し、特に東大受験生からは業界随一と言える圧倒的な支持を得ている。CMでのセリフ「いつやるか?今でしょ!」はあまりにも有名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆにこ

41
新潮文庫を読むイベントのおかげで半分は読んだ事のある作品でした。それぞれに林先生の解説がついています。読みやすくさらっとした本を選びがちな自分には、中島作品を噛み締めて読んだという話は耳が痛い。2014/08/20

aquamarine

38
ほとんど読んだことのある話だったからなのか、途中何度も単語の右肩に現れる*(注釈マーク。解説は真下にあり)が気になってつい下を見てしまうため、リズムが中断されて慣れるまで少々イラッとしました。でもその注釈が必要な中高生や純文学をほとんど読まない方には入門としてとてもいいと思います。林先生がどう読んだかという解説はとてもわかりやすく、自分の解釈と違っているものもありとても楽しかったです。私自身改めてこれだけのものを読むことはなかなかできないのでこれはとてもよい再読の機会となりました。2014/05/19

TakaUP48

37
作品後に”林はこう読む”があり、新たな視点の発見が面白かった・宮澤賢治「注文の多い料理店」。勘違いしていた!夏目漱石「夢十夜」「変な音」。芥川龍之介「蜜柑」「猿蟹合戦」「教訓談」。中島敦「山月記」「悟浄歎異」「名人伝」。ヘリゲルの”弓と禅”を思い出したが、それよりも神に近い話。梶井基次郎「檸檬」「桜の樹の下には」。谷中墓地は桜の名所だ。志賀直哉「小僧の神様」。横光利一「機械」。勘弁ね!太宰治「走れメロス」「猿ヶ島」。”メロス=太宰そのもの”節にそうかもの膝うち。いずれも、作品の冒頭部が超重要で超印象的!2021/04/21

naobana2

34
文豪たちの名作を解説付きで読めてお得。 すぐ下に難解な言葉の意味もあります。 改めて走れメロスを読んでみるのはいいことかも。2015/08/05

黒猫

27
純文学入門書といったところでしょうか。宮沢賢治、夏目漱石、芥川龍之介、中島敦、梶井基次郎、志賀直哉、横光利一、太宰治が収録されている。メニューも王道。いろんな作家さんが一気に読めてお得感もあります(笑)私は芥川龍之介の蜜柑が好きで、林先生の解説が分かりやすく、「あー、色彩の変化で文体が変わって行くのか!」という新たな発見もありました。山月記は林先生の授業を受けてる感じで面白いし、檸檬も林先生の「とにかくスゴい」に納得。小僧の神様はやっぱりいいし、走れメロスもいい!第二段に期待してます!林先生の解説面白い!2017/02/07

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