宝島社文庫<br> 屋上ミサイル 謎のメッセージ

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宝島社文庫
屋上ミサイル 謎のメッセージ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 367p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800211255
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

校舎の屋上を愛する生徒たちが結成した屋上部―デザイン科の辻尾アカネ、校内一の不良・国重嘉人、恋に一途な沢木淳之介、バンドマン平原啓太の間には不穏な空気が漂っていた。夏休み目前に、校内で連続する暴行事件は国重の仕業だという噂が広がっているのだ。仲間の無実を信じるアカネたちは真犯人を捜し始めるが、その矢先、新たな被害者が出て…。大人気の『このミス』大賞受賞作、第2弾。

著者等紹介

山下貴光[ヤマシタタカミツ]
1975年、香川県生まれ。京都学園大学法学部法学科卒。第7回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞、2009年『屋上ミサイル』(宝島社)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょこまーぶる

56
読後は何だかなぁ~と思った一冊でした。話としては高校生が、友達の無実を信じながら難解な行動や暗号を紐解いていくという面白い内容だったんですが、後半は無理にインパクトの強い終わらせ方をしているんじゃないかなぁ~と勘ぐってしまうような感じだったんですよね。だから、何だかなぁ~なんです。でも、若者が友達の無罪を信じて謎解きを進めていく過程の揺れ動く信頼が描かれいて、個人的には好きな感じでした。皆さんのレビューを見ていると、シリーズ2冊目なんですね。しかも、1作目の方が面白かったようだから、見かけたら購入かな。2019/03/28

47
前作はミサイルの話があって世界と青春って感じだったのに比べて、今回は全体的に青春全開!といった感じの仕上がりになっていたかなと思います。前回同様、ご都合主義だということは置いといてっと、いやぁ彼らの友情パワーが羨ましいくらいにあつすぎる。表面上はとげとげしてたって、仲違いをしたって、殴り合いをしたって、やっぱり最後はお互いを信じてるんだからね。屋上部の友情と信頼は誰にも壊せないということですよ。そしてサラッと新展開…。平原…!?!?ぜひ続編が出てほしいものです。もちろん恋愛中心のミステリーで!!(笑)2014/07/02

りょうこ

42
文庫化待ってました。前作の内容をちょっと忘れてたので、あらすじで確認してからの読了です。キャラ立ちが良いので結構このシリーズ好きです!屋上部...夏は大変だろうな(笑)暗号とか解読するのは楽しいけど、結構あっさり解読しちゃったのでもう少しその辺りを盛り上げてくれたら、なお良かったかなぁ!2013/06/26

hnzwd

37
第一作で感じた伊坂幸太郎っぽさは薄まり、きれいな学園もの青春ミステリになってます。連絡手段にあそこまで凝った暗号にするか、っていうのは疑問ですが、最後はまあ。何をやっても信じられる友達ってのはいいですね。2013/07/27

kei@名古屋

30
屋上ミサイルを読んでいたからという安直な理由で購入。しかしながら。。。。。スッカリ忘れていました。前回の内容も読了感も。というわけで、少しまっすぐでない高校生達が、謎のメッセージを拾い。そして探すという物語です。何をって?青春なんでしょうよこれも。2013/07/22

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