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宝島社新書
カープ“投手王国”再建へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800210739
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

近年の広島東洋カープは、打撃陣が不振のためチーム成績こそBクラスに低迷しているが、投手陣の充実ぶりには目を見張るものがある。今や球界のエースとなった前田健太を筆頭に、野村祐輔、大竹寛、今村猛…。さらにバリントン、ミコライオらの外国人も貴重な戦力として活躍し、チーム初のCS進出も夢ではない。このように、現在着実に“投手王国”を築きつつあるカープの投手陣について、昨年まで3年間1軍投手コーチを務め、先ごろ野球殿堂入りを果たした元カープのエース・大野豊(現NHK野球解説者)が、各投手とのさまざまなエピソードなどを交えながら、独自の視点で詳しく解説・分析する。

目次

第1章 カープ“投手王国”の原点
第2章 カープ“黄金時代”を築いた投手たち
第3章 球界のエースへと成長した前田健太
第4章 輝ける原石―次代を担うエース候補たち
第5章 奮闘するベテランたち
第6章 コーチ経験で得たもの
第7章 カープ“投手王国”再び―“常勝カープ”を確立するために

著者等紹介

大野豊[オオノユタカ]
1955年、島根県生まれ。出雲商業高校から出雲市信用組合(軟式野球)を経て、77年にテストを受け広島東洋カープに入団。「七色の変化球」を駆使し、88年に最優秀防御率のタイトルを獲得し、沢村賞を受賞。91年には最優秀救援投手となる。97年にセ・リーグ最年長完封勝利(当時)を達成し、42歳で再び最優秀防御率のタイトルを獲得。98年限りで現役引退。99年に広島東洋カープの投手コーチを務めたあと、2000年からNHKの野球解説者に。04年、08年にはオリンピック日本代表チームの投手コーチを務める。10年から広島東洋カープの投手コーチを務めた後、13年から再びNHKの解説者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kaz

10
2013年、まだマエケンがいて黒田がいない時の本。この頃は、まだ広島優勝は露ほども思っていなかった。今年の快進撃は、本当にすごいですよね。2016/10/21

おくりゆう

7
カープの名ピッチャーにして12年までコーチを務めた大野豊氏による、カープ黄金時代の投手陣の紹介とエピソード、今のピッチャー陣の紹介とエピソード、そして、コーチ時代の経験などが詰まった本。以前、読んだ佐藤コーチとはコーチとしての性格が違いそうですが、投げ込みを重視する点は同じであるのは興味深いです。カープファン御用達の一冊。2013/07/09

anken99

5
またまた一気読み。2013年の著作ながら、面白く読める一冊。無名高校から、さらに無名の出雲市信用組合という、超マイナー社会人チームでサラリーマン生活を送り、テスト入団から殿堂入りするまで成功した大野の言葉は含蓄深い。思えばあの頃の巨人広島戦は熱かった。北別府、大野、川口に対し、斎藤、槇原、桑田。熱かったあの頃の記憶が蘇る。入団当初、薫陶を受けた恩師が江夏だという事実は、この本を読んで初めて知った。2016/04/11

Yoshi

5
カープの過去と現在の投手のことが書かれてある。まだ、広島カープが優勝を見た記憶がない。今年こそは・・・CS出場して優勝してほしいな。 2013/08/31

じん★ひで

4
最近読んだ「カープ・ストーリー」はどちらかというと2013年の攻撃陣の成長に片寄った印象でやや不満だったが、それも2012年までに再建しつつあった投手王国あってのことだと納得。この本は2013年シーズン中6月までの記述で終わっているが、その時点で永川、横山、久本のベテランの活躍による中継ぎの充実を予言しているところはさすが。ただし先発の五本目の柱は現れず。大竹も抜けてしまった今後の躍進の鍵は、ここにあるのかも。2014/04/07

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