内容説明
近年の広島東洋カープは、打撃陣が不振のためチーム成績こそBクラスに低迷しているが、投手陣の充実ぶりには目を見張るものがある。今や球界のエースとなった前田健太を筆頭に、野村祐輔、大竹寛、今村猛…。さらにバリントン、ミコライオらの外国人も貴重な戦力として活躍し、チーム初のCS進出も夢ではない。このように、現在着実に“投手王国”を築きつつあるカープの投手陣について、昨年まで3年間1軍投手コーチを務め、先ごろ野球殿堂入りを果たした元カープのエース・大野豊(現NHK野球解説者)が、各投手とのさまざまなエピソードなどを交えながら、独自の視点で詳しく解説・分析する。
目次
第1章 カープ“投手王国”の原点
第2章 カープ“黄金時代”を築いた投手たち
第3章 球界のエースへと成長した前田健太
第4章 輝ける原石―次代を担うエース候補たち
第5章 奮闘するベテランたち
第6章 コーチ経験で得たもの
第7章 カープ“投手王国”再び―“常勝カープ”を確立するために
著者等紹介
大野豊[オオノユタカ]
1955年、島根県生まれ。出雲商業高校から出雲市信用組合(軟式野球)を経て、77年にテストを受け広島東洋カープに入団。「七色の変化球」を駆使し、88年に最優秀防御率のタイトルを獲得し、沢村賞を受賞。91年には最優秀救援投手となる。97年にセ・リーグ最年長完封勝利(当時)を達成し、42歳で再び最優秀防御率のタイトルを獲得。98年限りで現役引退。99年に広島東洋カープの投手コーチを務めたあと、2000年からNHKの野球解説者に。04年、08年にはオリンピック日本代表チームの投手コーチを務める。10年から広島東洋カープの投手コーチを務めた後、13年から再びNHKの解説者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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