目次
第1部 洒落本を読む(『遊子方言』再考;『甲駅新話』における宿場女郎の手管;明治大学図書館蔵『客衆肝照子』の書き入れ)
第2部 吉原のいにしえ(早稲田大学図書館蔵『吉原恋の道引画巻』について;『異本洞房語園』の諸本と式亭三馬;『契情畸人伝』の典拠をめぐる一考察 ほか)
第3部 理想化される遊女(『艶廓通覧』における先行作からの影響と『傾城畸人伝』への改題について;蒲生重章「四時詞倣蘇東坡」考;『近世佳人伝』における漢詩 ほか)
著者等紹介
長田和也[ナガタカズヤ]
昭和63年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現職、公益財団法人五島美術館大東急記念文庫学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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