内容説明
タブーのあるところ、『月刊宝島』は突撃する。作家・岸川真は3・11以降「タブーに斬り込む知的探究マガジン」となった月刊宝島で、斬り込み隊長を思わせる大活躍。原発や災害、自衛隊から尖閣問題、政治、官僚、宗教、食品、果ては生活保護に至るまで、その取材の矛先が及ばぬ先はない。本書は岸川真の2年に及ぶ地を這うような「掟破り」の突撃ルポルタージュから厳選した20数本を収録。あらゆるツテをたどって「証言者」を探し出し、とことん話を聞き、推論し、つぎの証言を求めて行動する。このルポは今もなお、読む者の目からウロコを落とすこと請け合いだ。
目次
第1章 自衛隊・沖縄・尖閣、そして戦争(栄光なき英雄たち、その心の傷―自衛隊に蔓延するPTSD;沖縄はアメリカへの捧げ物か ほか)
第2章 “生活保護”で揺れるニッポンと僕(芸能事務所がノンバンクをもつ意味とは?;体験ルポ・生活保護のファジーな実態 ほか)
第3章 起きた災害、起こりうる災害(福島第一原発がメルトダウン!;国はあの災害を「なかったこと」にする気なのか? ほか)
第4章 “ニッポンのタブー”に切り込む(医療ミスをめぐる病院側と弁護士&暴力団の暗闘;有機肥料は危険がいっぱい! ほか)
終章 ニッポンを揺るがした連合赤軍事件から40年
著者等紹介
岸川真[キシカワシン]
1972年、長崎県生まれ。山口大学人文学部中退。映画の助監督、出版社勤務を経てフリーランスに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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