内容説明
京都の街にひっそりと佇む珈琲店“タレーラン”に、頭脳明晰な女性バリスタ・切間美星の妹、美空が夏季休暇を利用してやってきた。外見も性格も正反対の美星と美空は、常連客のアオヤマとともに、タレーランに持ち込まれる“日常の謎”を解決していく。人に会いに来たと言っていた美空だったが、様子がおかしい、と美星が言い出して…。姉妹の幼い頃の秘密が、大事件を引き起こす。
著者等紹介
岡崎琢磨[オカザキタクマ]
1986年、福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。第10回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として、『珈琲店タレーランの事件簿また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。現在は寺院勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
射手座の天使あきちゃん
573
「臆面:遠慮した表情や顔つきのこと」 う~ん、将に「臆面もなく」ですねぇ 美星バリスタのツンデレ(?)キャラ設定、いつまでも距離を縮めない彼氏役のアオヤマ君のナレーション どうなんですか岡崎さ~ん 「ビブリア」とは、まさか偶然なんて仰らないですよねぇ!?(笑) 「満田凛:マンダリン」なんて名前も かなり強引ですよぉ~ <(^_^; ところでアオヤマさんのお仕事「バ□□タ」じゃなかったんですか??? <(^_^;2014/06/20
ダイ@2019.11.2~一時休止
465
日常の謎系ミステリー。各章最後の怪しげな所が最終章に。妹がかき回したが、美星とアオヤマはどうなったんだ?。2014/09/16
佐々陽太朗(K.Tsubota)
425
軽く楽しみました。切なさに胸を焦がすこともなく、理不尽さに怒るわけでもなく、ロマンチックな夢を見るでもなく、スリリングな展開にはらはらドキドキするわけでもなく、あくまで軽く楽しみました。ミステリを楽しむのは作者と知的な会話を交わすようなもの。重い話題も悪くはないが、軽いやりとりにこそ心地よさがあるのも事実。悪くない。それなりの満足感があります。 2013/10/24
いーたん
405
ミスリードに乗っかって読んでみました。作者にとってはカモネギな読者なんだろうな。ただ、好みは前回だったな。2013/05/14
た〜
392
なかなか綺麗なミスリード、と言いたいところだけれど、思い返せばかなり伏線は張られているから、注意深い人ならあっさり見抜くかも。2015/10/28
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