内容説明
「戦国時代」といわれる都会のホテルが本書の舞台。泊り客ばかりではない、「デイユース」の客も重要な役者だ。背後で動く黒衣(クロコ)にして語り手が客室係だ。舞台の上では、毎日毎日、さまざまな劇が演じられている。小道具は札束や薬のビン、さらに死体入りのトランクも…。現役含め複数の客室係から、記憶に残る「劇」の話を聞き出してまとめたのが本書だ。本書は他言無用のホテル客室劇50本、一挙上演。
目次
コワ~いお客様の巻
多国籍のお客様の巻
長期滞在(ロングステイ)のお客様の巻
著者等紹介
小菅宏[コスガヒロシ]
作家・劇画原作者。大学卒業後集英社に入社。週刊誌・月刊誌の副編集長を経て1990年独立。徹底した取材と考証のドキュメント手法で歴史と人間の関わりを追う作家活動に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Paddle With Me
1
図書館で棚からタイトル借り。『家政婦は見た』的な小説を期待してたら、下世話な週刊誌かスポーツ新聞の連載みたいだった。読み終わってみたけど、駄本。飛行機乗る前に空港の本屋で買っちゃいそうな類だけど、中身くだらない。2016/09/11
おかみつる
0
客室係が仕事をしていたときの体験談をまとめたもの ホントただまとめただけなので ある意味そういう方が友人にいたら そのときにでてくるような雑談をきいているのと同じレベル もうちょっとまとめ方にセンスがほしいな もしくは材料をうまく物語にしたててくれないかなと