内容説明
33歳・独身・ひとり暮らし。結婚の予定はまったくなし。そんなOLが一念発起―とりあえず、お見合いすることになりました。『ケチケチしないで500万円貯金しました』の著者が贈る笑撃のイラストエッセイ。
目次
1章 とりあえず、会ってみた。(早く帰りたがる男―マスコミ関係36歳;「出会いがない」が口ぐせの男―刑務官35歳;話すときに目を閉じる男―営業マン34歳;お見合いパーティーにも、行ってみた)
2章 少しずつ、わかってきた。(約束をブッチする男―工場の設備管理35歳;シャツが小さすぎる男―地元大手企業勤務38歳;「声小っさ!」な男―薬剤師34歳)
3章 なんか、もう吹っ切れてきた。(小刻みに震える男―電力会社勤務38歳;電話では絶口調の男―産業機械メーカー勤務34歳)
著者等紹介
ハイシマカオリ[ハイシマカオリ]
1979年8月1日生まれ。OL兼イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ユウユウ
33
ああ、そりゃ結婚難しいわ…2017/05/27
シルク
15
30代で一千万円、今は既に貯金は二千万円をこえているという女子、ハイシマカオリさんによる婚活の本。8人と見合いしたけどクセモノばっか来たわ! とさ。見合い相手がどいつもこいつも、基本的なマナーや気づかい、人への思いやりが欠けているよーで、ムカムカしてくる。遅刻してきて謝りもしない、約束すっぽかす、そして会話を成り立たせようとしないという……! 著者はやがて腹を立て、不機嫌になることで相手との縁を切ってやるという風になるが、最終的には「自分も相手に、希望を伝えようともしてなかったな」と気づく、というラスト。2019/11/18
アイアイ
15
仲人さんまで通したちゃんとしたお見合いだけど、実際に来る男性は協調性のない曲者ぞろい。私だったら2回くらいで心折れそう。 色んな会場周って何回もお見合い、就活と変わらない過酷さがある。婚活の負の部分がてんこ盛りでした。▽図書館2016/08/20
mil
8
面白かった!あーこういう人いるいる、のオンパレード。人と人が知り合って、お互い興味を持って親しくなるってことは実は物凄く奇跡に近いことなのかもなあ、と作者さんの連敗(?)ぶりを見ていたら感じてしまった。自分のことは棚上げにしてって自覚があるのが何か憎めない。それにしても婚活って孤独な戦いだ。「お見合いで結婚できた人たちは、お見合いじゃなくても結婚できた人たち」は名言。2015/11/15
ほわっと
6
著者と同じ年代だが、あまり共感できなかった。著者はこの本に登場するお見合い相手はクセモノだとしているが、私からしたらあまりそうは思わなかった。お相手のお話し、もっと聞いてあげればいいのに・・・と余計なおせっかいを考えてしまった。しかし行動力は私よりはるかにあると思うし、貯金もしっかりされているとのことなので、そのあたりは凄いと思う。2013/06/01