宝島社新書
原発再稼働の深い闇

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800202307
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0236

内容説明

この夏、フル稼働に入った関西電力・大飯原子力発電所の3号機と4号機。電力需給のひっ迫が理由だが、原発がなくても電力は賄えたという試算もある。また大飯原発の直下には、活断層がある可能性さえ指摘されているのに、「原発利益共同体」は意に介さない。今後も全国の原発を次々と再稼働させていく腹だ。驚くべきことに、東電管区内の福島第二原発でさえ、着々と再稼働の準備が現場レベルでは進められているという。再稼働に向けた原発立地の買収事情から自然エネルギー潰しの手口、それでも原発稼働に固執する政界、官界、経団連、原発産業、銀行の思惑、そしてアメリカ核戦略の巨大な影を描く。

目次

第1章 原発再稼働の深い闇(世論を無視した暴挙のカラクリ―なぜ大飯原発3、4号機が再稼働の突破口になったのか?;協力会社エンジニアたちの証言―福島第二の水素爆発疑惑を隠し、柏崎刈羽を再稼働させたい東電;地元経済に深く食い込む原発マネー―若狭湾「原発銀座」買収工作の実態;現職道知事は経産省と電力会社の“傀儡”―北電「泊原発3号機」再稼働計画に蠢いたカネと票)
第2章 世論操作の深い闇(血税を使った国民洗脳―やらせ官庁「経産省資源エネルギー庁」原発推進PRの大罪;原子力文化振興財団、電力中央研究所ほか―原子力ムラの公益法人に“天下り”した新聞社幹部たちの実名)
第3章 汚染隠しの深い闇(フクシマの原発事故は終わっていない―「冷温停止」「除染」という言葉に誤魔化されてはいけない;国連もグルになった国際原子力マフィアの罪―年間被曝線量の規制値を操る「ICRP」の闇)
第4章 原子力ムラ復興の深い闇(脱原発の壁、天下りコネクション解剖―原子力系「独法」「公益法人」の巨大資産力;20人中16人が東電救済法案の採決で利害関係者として賛成―東電&関電株を保有する国会議員ランキング;手放しでは喜べない「再生エネ法」の成立―電事連&永田町“自然エネルギー潰し”の手口;失敗しても原発業界は取りっぱぐれがない仕組み―日本の原発輸出で巨額の税金が喰われる日;原発利権の本丸を追う―「核燃料サイクル」をやめなければ、原発は止められない)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

kumonosuke

5
電力会社、政府、マスコミがグルで地元行政を巻き込み、ズブズブと補助金漬けにしている実態な何度読んでも酷過ぎる。臭い物には蓋をして知らんぷりでは済まされないだろう…原発にかかわっている人々に人間として良心があるのか疑いたい。2014/06/12

kumonosuke

3
このような本を読んでいると原発再稼働はあり得ないと思う。選挙に行って原発推進派の動きを食い止めるのが正しい判断の様な気がする。推進派の意見も聞いてみたい。2014/04/07

Kenichi Kurokawa

1
未だ収束しない原子力事故、除染、賠償問題。世論を二分するこの問題に明確な答えを出せない政党。容易に進まない再生エネルギー。国の姿勢が問われます…2012/10/07

ぽてち

0
タイトルからして読む前から憂鬱になりそうな・・・読後もその印象は増幅されますが、現代の我々が御用学者が誰で、現在の闇の温床を支えているのは誰なのか? そして未だに東電株を保有している議員は誰なのか?知っておくだけでも違うのかも。次の選挙の参考にはなりそうです。 しかし、(故)重松逸造の罪は重い・・・この人がこの国の衛生面に積み重ねた悪徳は唾棄したくなります。 2016/05/20

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