内容説明
しょぼ~い超能力者たちが大活躍する、「セイギのチカラ」シリーズ第三弾!今度の主役は天才プログラマー・水野と、美少女イタコ・有江。互いのチカラが重なり合ったことが原因で、プログラムの世界に放り込まれてしまった二人。戸惑いつつも、問題サイトを摘発しようとするうちに、巨大な闇組織の陰謀に近付いてしまい…。いつものヘンテコ超能力者たちも登場する、ドタバタストーリーから目が離せません。
著者等紹介
上村佑[ウエムラユウ]
1956年東京都生まれ。國學院大學文学部中退後、コピーライター、ゲーム制作、キャリア・コンサルタント等を経て、2006年に『守護天使』で第2回「日本ラブストーリー大賞」大賞を受賞。『守護天使』は2009年にカンニング竹山主演で映画化され話題に。2011年に生死をさまよう大病を患うも、脅威の回復力で現在も鋭意執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
23
ショボい超能力を持った主人公たちが「悪」に立ち向かっていく「セイギのチカラ」シリーズの第3弾。本作では「闇サイト」を敵に回し、新キャラ2人を主役に据え、電脳空間でのたたかいを描く。前作までの登場人物たちもサポート的な活躍を見せ、シリーズ読者としては楽しくサクサクっと読めはするのだが、いかんせん全体的に物足りないというのが率直なところ。なかでも敵との対決の緊張感が乏しく、盛り上がりを見せぬままいつの間にか終わってしまったという感じ。あと少しで面白くなりそうな素材がそろっているだけに、もったいない気がする。2013/04/10
風里
14
だんだんやっつけ仕事というかなんというか、レベルが落ちていっている気がする。 フォントを大きくして頁数を稼ぐくらいならもう少しストーリーを捻って欲しいし、キャラ設定も不安定。 せっかくの見返りもなく危険を冒してまでもセイギのために戦うという根幹がどこかへ行っている。2013/05/13
rin
8
★★★★★…今回はいつものメンバーが脇役にまわって、新登場の水野と有江が主人公。敵との戦いより恋愛がメインだったかな?これはこれで面白かった。続きが出るのかわからないけど、もし出るなら水野たちにも登場してほしいなぁ。西郷さんもなかなか良いキャラだった(笑)2012/12/11
にゃむこ@読メ13年生
7
シリーズ第3弾。今回も異能者として新キャラ二人(天才プログラマー水野と霊が見える美少女イタコ・有江)が加わるが、この二人が次第に惹かれあっていく様をメインに、これまでのキャラはサブキャラ的扱い。電脳世界の闇サイトが今回の敵。物語の展開の仕方が前2作とは異なるが、それが裏目に出た感じ。敵が実体ではないがゆえに、これまでの異能者たちのチカラの見せ所がなく、本編に名前のみ登場というメンバーも。何より、異能者(というよりはむしろ霊能者)有江の奇天烈な喋り方がどうにも気になって仕方なかった。「日本語喋れ!」2013/07/24
にま
7
読了。シリーズ物なのでなんとなく買ったまま放置してました。相変わらずカスヤナガトさんの絵は好き。話もそれなりに好きだったんですがどうもスラスラ読めすぎてしまって水野と贄田の距離の近づき方も掘り下げても良かったんじゃないかなと。単純にこういう恋愛絡めた話は好きですけども。微妙な異能力者達が悪を成敗する勧善懲悪物語。スカッとはする。あと贄田さんみたいな女の子好きだ。2013/05/24
-
- 和書
- 初等社会科教育学概論