内容説明
公爵令嬢のクレアは、血統により国随一の魔法の使い手になる女性。のはずだったが…、非凡な才能を目覚めさせたのは異母妹のシャーロットだった!居場所をなくしても高潔さは失わなかったクレアは新天地を目指すことに。途中、クレアはこの世界を「乙女ゲーム」とする不思議な夢を見た。その導きにしたがって大国の王子や仲間と出会い、傷ついた心は癒されていく…。しかしこの時は誰も気が付いていなかった。クレアには、自身でも知らない魔法の力が秘められていることを。落ちこぼれヒロインが奇跡を呼び起こす―!新たな居場所と仲間を見つけるセカンドライフファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAMA
8
見たことがある設定?と思ったらwebで最新のところまで読んだものだった。乱読するので、独自性のあるものは貴重。気になる設定が先を読ませる本でした。紙で読むとイラストとか一気読み出来て浸れました。書下ろしもうれしい。色とりどりのうるわし男の子たちと先を知ってるストーリー(既読の悲しみもある)に安心しつつ駆け足で読み終わり2021/08/31
尚侍
7
ものすごく面白かった。途中まではよくある没落令嬢物でしたが、ラストにとんでもないどんでん返しが待っていましたね。ネタバレになるのでなにがあったのかは書けないのですが、結果的にそういう展開になる作品は数あれど、それがご都合主義と思えない流れの作品を読んだことがないので、正直驚かされました。これを書籍の形で実現した作者の力量には敬意を表したいですね。かなり先が気になる展開なので、ある程度物語が進んでいるところで手に取って正解だったかもしれません。これは続きが楽しみです。2023/04/22
りおる
6
公爵令嬢のクレアは魔法の力を周りに期待されていたが、その力を認められたのは異母妹のシャーロットだった。居場所をなくした彼女は周りの様子から自分の陥ってしまった立場理解し、新天地を目指して旅立った。その先で出会った王子や仲間たちによって心は癒されていく。その中でクレアは夢が現実かわからない前世の夢をみる。そして、クレアの本来の力はとてつもないものだった。タイトルを見てわかるように続きもの。一巻の最後でこう来たか!って感じで終わり、2巻の発売も決定なので購入します。詰めすぎ感はあったけど面白かった。2021/05/08
おもち
3
KU。おもしろかった! レビュー見て分かっていた終わり方。 このまま2巻と3巻もよもう。2022/07/13
kinta
2
乙ゲー転生かと思いきやそんな簡単なものでもなさそうで。お告げなのか、夢なのか。記憶が戻るという感じではなく現世を生きぬく…とはいえ、リセットすることを理解しているだけ恐ろしい子。とりあえず男爵家の皆様がしっかり報われてほしいのですが…この後が置いてきぼりにされそうで怖いわ。2022/04/25