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あわいの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりさ
99
朝と夜、光と闇、内と外…呪われた異形の者が棲む外つ国と、人間が住む内の国、断絶されたはずの二つの国の狭間に佇む、少女シーヴァと、先生と呼ばれる人為らざる者、ふたりの異類交流譚。不気味な人外と愛らしい少女との暮らしの中で謎が散りばめられ、白と黒の世界の静謐さの中に只ならぬ不穏な空気感をまとっていて目が離せません。シーヴァを大切に思い、守る先生の温かさにこのままふたりの暮らしが穏やかに続けば良いのに、と願うも…。ふたりの美しく静かな御伽噺の今後がどうなるのか、はらはらと続きが待ち遠しいです。2016/03/22
英知@マンガ専用
87
触れると呪われるという異形の者が棲まう「外」と人間が住まう「内」で分かれた世界で、「外」で共に生活をする、人間の少女・シーヴァと少女から「せんせ」と呼ばれる異形の者の物語。本来なら交わることのない2人だけれど、シーヴァはせんせを慕い、せんせもまたシーヴァのことを大切に想っている。絵もお話の雰囲気も素晴らしく、まるでモノクロの絵本のよう。ダークなのに、シーヴァとせんせの2人に和みます。2巻も楽しみ♪そういえば、私が購入した店舗ではペーパーで表紙が隠されてて残念だった!まぁペーパーも素敵だったから許すけど!2016/03/12
澤水月
69
黒々とした描線にひときわ無垢で明るく白い少女。ネット都市伝説トールマンと少女の写真も彷彿。人外ダークファンタジー、続き気になる2016/04/06
くりり
52
献本75/88。外つ国、おとぎ話風のヤバい話2018/05/09
wata
51
先生が、大事に大事に守ってきたのに…。あっけなく触れられてしまった…(T_T)2018/05/21