- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > マニア
- > マッグガーデン MGC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
深夜
9
真相に近づくにつれ不穏な空気が漂い、物語から退場していく登場人物たち。その生命は、どこか物質的な質素さを醸し出している。まるで以前のイハーブの心の中のように。物語がシステマチックに死を描き出していくのとは裏腹に、イハーブはより人間的感情を取り戻していく。それは陳腐な言葉で言えば「愛」なのかもしれない。2017/07/02
くろろん
4
全てが希薄なようで濃度が濃すぎます。何回かページ前に戻って読み直したり、これはほんと買って正解でした。愛って難しくて素敵で悲しくて幸せ2014/06/06
コリエル
4
新装版を機に12年ぶりに読んだ本作だったけど、感動した。父親や母親へのコンプレックスを抱えていたイハーブが、ガンズやマリーに救われて父親の傘を脱け出し、自立する物語として良く出来ていたことがわかった。なんか小路作品でいま一番好きな作品に繰り上がった。2014/06/06
睦月
3
マリーさんがめちゃくちゃかっこよかった!……でも愛ってほんと難しいよね。2014/06/10
オ・ノーレ
2
終盤にかけて話がごちゃごちゃになってわかりにくくなるが、最後の話は最初から決めてたんだろうなと伝わってくるお話だった。小路先生の今後の作品に繋がっていくキーワードもたくさんあったし、非常に読み応えがある。少年が自立していく姿より母の息子を思う愛に注目したい。2014/06/18
-
- 和書
- 汽水湖の恵み シジミ物語