目次
1 人口増加でもっと食料が必要に(今世紀中は人口が増え続ける;経済成長で食料消費量が増加する;食品ロスは世界に広がっている)
2 穀物収穫量はもう増やせない(穀物の生産は限界に達している;食料の増産が環境を破壊していた;食料を生産するには水が足りない)
3 気候変動が食料生産をむずかしくする(気象災害が激しくなる;気温上昇で食料生産が低下する;生物多様性は食料生産のためにも;感染症の大流行と家畜伝染病)
4 魚が食べられなくなる(魚の消費量が増えてきたために;乱獲で魚が激減している;地球温暖化と海洋汚築で)
5 危機のなかの日本(食料輸入大国日本;食料輸入ができなくなるとき;食料自給率は上げられるか;「豊かな食生活」を見直す)
調べてみよう・話し合ってみよう
著者等紹介
国谷裕子[クニヤヒロコ]
キャスター。FAO(国連食糧農業機関)日本担当親善大使。大阪府生まれ。米ブラウン大学卒業。1981年NHK「7時のニュース」英語放送の翻訳・アナウンスを担当、報道の世界へ。NHK衛星「ワールドニュース」キャスターを経て、93年から2016年までNHK総合「クローズアップ現代」のキャスターを務め、広く共感を呼ぶ。その後、SDGsについて取材活動を続け、広く理解をしてもらう様々な活動を行っている。11年に日本記者クラブ賞、16年ギャラクシー賞特別賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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