内容説明
サルによる農作物の被害に悩む長野県大町市では、サルを追いかけて山へと追いはらうように訓練した犬「モンキードッグ」を活用したサル害対策を二〇〇五年より始めている。「犬猿の仲」を利用した、ユニークなサル害対策の取材を軸に、日本各地で大きな問題となっている里山問題を考える！
目次
サルにはサルのりくつ
クロに会う旅
やんちゃなクロ
モンキードッグ誕生への道
磯本訓練士の挑戦
危険から守るために
ジョンの悲劇
モンキードッグを訪ねて
なぜ動物は里におりてくるのか
クマは山では生きられないのか
生きものは、生きてこそ
増えすぎたシカ
おくびょうなはずのイノシシが
人の意識を変える
野生動物と人間の共存
著者等紹介
あんずゆき［アンズユキ］
広島県広島市生まれ。日本児童文学者協会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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おう
1
いろいろなところで、モンキードッグが活躍していてモンキードッグのおかげで最終的にサルをたいじできてよかったなと思いました。2022/03/23
私的読書メモ3328
0
猿に限らず、鹿や猪、熊の問題も取り上げられ、人間の自然への関わり方について、問題提起されています。目先の利便性を追求した愚行のツケが、ついに回ってきたのだと痛感します。殉職したモンキードッグ、ジョンのエピソードには胸が痛みました。2016/03/16
