内容説明
“アルメニアン・ダンス”“エル・カミーノ・レアル”など、芸術性と親しみやすさを備え、吹奏楽を知る人も知らない人をも魅了する曲の数々。日本を愛し、25年にわたって日本中に笑顔をふりまき、各地で熱狂の渦を残しました。吹奏楽界にこんなビッグな作曲家が他にいたでしょうか。今後も現れるでしょうか。聴いて楽しく、演奏して楽しいリードの名曲。あなたが大好きな曲、あなたが知らなかった曲。リードはそれぞれの曲の背景を、演奏のヒントと共に書き残しました。この本はリードからのメッセージを、詳しい伝記とあわせてお届けします。アルフレッド・リードの世界にようこそ。日本中のリードファンに贈る1冊です。
目次
第1章 アルフレッド・リードの生涯(子ども時代;青年時代;軍楽隊時代 ほか)
第2章 オリジナル吹奏楽曲108曲全ガイド(スラブ民謡組曲;コラール前奏曲ホ短調;ランバージャック序曲 ほか)
第3章 資料(年表;出版作品リスト;文献案内 ほか)
著者等紹介
村上泰裕[ムラカミヤスヒロ]
1962年、山形県米沢市生まれ。福島大学教育学部中学校課程英語科卒業、京都大学教育学部教育心理学科卒業。山形大学大学院修了・教育学修士。1989年から2010年まで山形県公立中学校教諭・吹奏楽部顧問。以後バルトーク・レコーズ・ジャパン代表、各楽譜出版社の楽譜制作・校訂・解説を行う。アルフレッド・リードの初来日の際に面会を果たして以来、日本の理解者の一人として親しく交流した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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