内容説明
人間関係に「線を引く」の「線」とは、心理学用語の「バウンダリー=自分と他者の間にある境界線」のことです。バウンダリーが適切に引けていないと、こうなりがち。断りきれずに引き受けて自分の時間がなくなる、自分の感情を押し込めてストレスをためてしまう、まわりの価値感に沿った行動をとってしまう。バウンダリーを引いて、自分の時間や感情、価値観を大切に。
目次
第1章 「線を引く」ってどういうこと?(「誰に」「どこまで」を考える;「普通」や「常識」に惑わされない ほか)
第2章 線を引くにはまず「自分を知る」(自分の状態に目を向ける;「今すぐやめる」は選択しない ほか)
第3章 関係性の中で線を引く(「心地いい人」「苦手な人」を考えてみる;職場の人間関係は2段階で線を引く ほか)
第4章 「相手の線」を尊重する(「相手のためを思って」の行動に気をつける;「自分の領域」と「他人の領域」を分けて、踏みこまない ほか)
第5章 バウンダリーバスターにふりまわされない(ミスをしても、怒鳴られていいわけではない;「あなたのためを思って」を受け取らない自由がある ほか)
著者等紹介
藤野智哉[フジノトモヤ]
精神科医。産業医。公認心理師。1991年生まれ。秋田大学医学部卒。幼少期に罹患した川崎病が原因で、心臓に冠動脈瘤という障害が残り、現在も治療を続ける。障害とともに生きることで学んできた考え方と、精神科医としての知見を発信しており、メディアへの出演も多数。SNS総フォロワー数13万人(2025年4月現在)。精神科勤務と医療刑務所の医師を務めるかたわら、著述業にも精力的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
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