内容説明
「また挫折した…」が「普通にできた!」に変わる。仕事/勉強/趣味/健康/人生…自分で自分を後押しする「セルフナッジ」の手法を使いこなす。
目次
第1章 目標設定
第2章 プランニング
第3章 コミットメント
第4章 報酬
第5章 共有
第6章 フィードバック
第7章 あきらめない
付録1 シンク・スモール実践編
付録2 ルール(黄金律)
著者等紹介
サービス,オウェイン[サービス,オウェイン] [Service,Owain]
キャメロン政権時代のイギリス政府直轄組織である行動洞察チーム(Behavioural Insights Team,BIT、通称「ナッジユニット」)設立メンバー、マネージングディレクター。主に、公共サービス、教育、エネルギー関連プログラムを担当。現在は、行動科学をベースとしたコンサルティング会社CogCoのCEO
ギャラガー,ローリー[ギャラガー,ローリー] [Gallagher,Rory]
キャメロン政権時代のイギリス政府直轄組織である行動洞察チーム(Behavioural Insights Team,BIT、通称「ナッジユニット」)設立メンバー、オーストラリア&アジアパシフィック担当マネージングディレクター。主に、雇用、保健、教育、税金関連プログラムを担当。現在は、行動科学関連の各種提言を行なっている
国枝成美[クニエダナルミ]
翻訳者。東京大学教養学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつお
12
本書は、目標達成において「やる気」や「根性」に依存せず、行動科学に基づいた具体的な戦略を提案する実践的な一冊です。目標を細分化し、環境を整え、他者との関係性を活用することで、自然に継続できる仕組みが作れるという考えは、あらゆる分野で有効に感じました。特に、自分の意思よりも「仕組み」に焦点を当てる姿勢は、日常生活にもすぐ応用できるもので、これまで意志の弱さを理由に諦めてきた人にとっては大きな力になる内容です。行動を起こすための“科学的な土台”を得られる、現代的な自己改善書でした。2025/03/24
らる
3
適切な目標=自分を幸福にする目標を設定する。ウェルビーイングの観点(人とのかかわり強化、健康、新しいことを学ぶ、好奇心をもつ、他人に与える)で有効な目標を設定するとよい/目標はひとつに絞る/目標の定義を明確にし、達成できたかを回りが確認できるようにする/シンプルなプランにする/いつ、どこに、どうやって行動するかを考える/コミットメントを書き出し、公にする/重要なものを報酬にする/周りの協力を得る/社会的ネットワークを活用する/フィードバックを得る2024/10/12
もち
2
audibleにて、目標達成に向けた方策への助言を求めて読了。まわりの環境を巻き込むこと。相手への行動宣言、強制力を自分以外の人にも働かせる手法を学べた。タイトルが示す通り、根性、意志だけでは、続かない。仕組化が重要。2025/04/27
白
2
目標達成ができないのは目標がないのではなく、目標が多過ぎるから。 目標をチャンキング(要素に分解)する。 目標達成に必要な総時間を考え、それを毎週どれくらい当てはめればいいか考える。隙間時間にいれこむ。 ブライトライン 達成したかどうかよくわかる明確な線引き(平日は酒をのまない 〇〇を何回する など) ウェルビーイング 人とのかかわり、健康、新しいことを学ぶ、好奇心をもつ、他人に与える)にさわる目標を立てる2025/01/07
のりちょ
1
目標達成のためには何が必要か。自分をコントロールするには何が必要か。いろんな行動科学や行動経済学の研究が引用されてました。フェアで厳しいメンターがいれば目標達成するのは簡単だ。けど、そんなメンターを見つけるのが難しい。2025/04/04