内容説明
偶然のコミュニケーションを創出する。恐怖心より、適度な緊張感。理想の監督像は「目立たない」。心理的安全性が一人ひとりの可能性を引き出す。WBCでダルビッシュ有、大谷翔平、佐々木朗希らに寄り添い、共闘したロッテ監督による失敗を恐れず、自らのびる強い組織の秘訣。
目次
第1章 監督としての「心得」を定める(選手に主体性を持たせる;恐怖心より適度な緊張感 ほか)
第2章 チームの「土台」をつくる(コミュニケーションをチームの土台にする;全体ミーティングという名の化学反応 ほか)
第3章 勝利を狙いつつ「育成」を推進する(勝利と育成は車の両輪;現場のコーチを生かす ほか)
第4章 「心理的安全性」を確立しチーム力を高める(勝てる組織に欠かせない「チーム力」とは;変えるべき文化、残すべき文化 ほか)
第5章 チームを「勝利」に導く(チームが目指す究極のゴールとは;厳密な戦略・戦術が勝負を分ける ほか)
著者等紹介
吉井理人[ヨシイマサト]
千葉ロッテマリーンズ監督。1965年生まれ。和歌山県立箕島高等学校卒業。84年、近鉄バファローズに入団し、翌85年に一軍投手デビュー。88年には最優秀救援投手のタイトルを獲得。95年、ヤクルトスワローズに移籍、先発陣の一角として活躍し、チームの日本一に貢献。97年オフにFA権を行使して、メジャーリーグのニューヨーク・メッツに移籍。98年、日本人メジャーリーガーとして史上2人目の完投勝利を達成。99年には、日本人初のポストシーズン開幕投手を担った。2000年はコロラド・ロッキーズ、01年からはモントリオール・エクスポズに在籍。03年、オリックス・ブルーウェーブに移籍し、日本球界に復帰。07年、現役引退。19年より千葉ロッテマリーンズ投手コーチ、22年よりピッチングコーディネーターを務め、23年より現職。また、2023WBC日本代表投手コーチも務める。一方、14年4月に筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻に入学。16年3月、博士前期課程を修了し、修士(体育学)の学位を取得。現在も研究活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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