内容説明
「おまえ、4月から社長な」カリスマ創業者から二代目社長に指名された生産技術者、堀埜一成。外食控え、人手不足、原価高…逆風の外食産業のなか、13年にわたってサイゼリヤの社長を務めた氏は、いかにして危機を乗り越え、同社の急速拡大を実現したのか?
目次
プロローグ サイゼリヤはなぜ定期的に「炎上」するのか
第1章 「ないない尽くし」からのスタート―創業時から受け継がれたサイゼリヤのDNA
第2章 入社してはじめてわかったサイゼリヤの真実―農業、工場、商品企画、店舗オペレーション
第3章 プロパーではない「外様」社長として―それまでの常識を覆す
第4章 サイゼリヤ流「負けない戦略」―当たり前のことを当たり前に
第5章 次の「ミラノ風ドリア」を開発する―ヒット商品のつくり方
第6章 サイゼリヤはなぜ中国で受け入れられたのか―海外進出の成功法則
第7章 何があっても従業員を守る―東日本大震災とコロナ禍における危機対応
エピローグ 社長業の13年を振り返って
著者等紹介
堀埜一成[ホリノイッセイ]
1957年、富山県生まれ。京都大学農学部、京都大学大学院農学研究科修了。81年、味の素に入社。87年、ブラジル工場へ出向。98年、同社発酵技術研究所研究室長。2000年、サイゼリヤ創業者・正垣泰彦より生産技術者として口説かれ、サイゼリヤ入社。同社、取締役就任。2009年、同社代表取締役社長に就任。2022年、退任。食堂業と農業の産業化を自らのミッションとし、13年の在任期間でサイゼリヤ急速成長の基盤づくりを行うと共に、店舗省エネ、作業環境の改善、工場品質の安定化、食材加工技術の基礎研究、脳波による嗜好研究など、独自の感性で会社の進化を牽引した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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