目次
サラエボのチェリスト
はじめに 「ビタースイート」の力
第１部 「悲しみ」と「切なる思い」―どうしたら「苦痛」を「創造力」や「超越する力」、「愛」に転換できるのか？
第２部 「勝者」と「敗者」―「ポジティブ」一辺倒の社会で、私生活でも仕事でも、本音でやっていくにはどうしたらいいのか？
第３部 「人の死」と「命のはかなさ」、「死別の悲しみ」―自分の愛する人たちがいずれみんな死ぬと知りながら、どのように生きていけばいいのか？
おわりに 心のふるさとに帰るには
著者等紹介
ケイン，スーザン［ケイン，スーザン］ ［Ｃａｉｎ，Ｓｕｓａｎ］
プリンストン大学、ハーバード大学ロー・スクール卒業。ウォール街の弁護士を経て、ライターに転身。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『タイムズ』紙、ＰｓｙｃｈｏｌｏｇｙＴｏｄａｙ．ｃｏｍ．などに記事を寄稿している。他にも、メリルリンチや法律事務所や大学などで交渉術の講師も務める。リンクトインによる「世界のインフルエンサー」トップ１０にも名前が挙がっている。初の著書『内向型人間の時代』は世界の４０を超える言語に翻訳され、数多くのベスト作品リストに名を連ねた。『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーリストには７年にわたってランク入りを果たし、ビジネス誌『ファスト・カンパニー』は、スーザン・ケインを「ビジネス界の最もクリエイティブな人々」の一人に選んでいる
坂東智子［バンドウトモコ］
上智大学文学部英文学科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はるき
14
悲しみや痛みも人生の一部として受け入れるべし。スーパーポジティブより、その方が現実的。スピリチュアルな部分には半信半疑ですが、大筋は納得。2023/09/24
くもいろ
6
「気持ちを切り替えることと前に進むことは違う」「充実感を得る鍵は、何かを成しとげることではなく、ありのままの自分を(どんなときでも、無条件に)好きになれるようにすることです」 上記2文が特に心に残った。悲しみには力がある。辛さや痛みを伴うがそれも人生だと受けとめる道をみせられた。後ろ向きにうつ向いて涙することは、美しいのだ。そして神聖でもある。なぜなら人は、悲しみは避けて通ることは出来ないのだから。2025/02/28
ishida
2
「ポジティブでなければいけない」という圧力に飲まれるのではなく、悲しみと正面から向き合って良い。ということを教わった2024/01/22
