未来を変えるコーチング

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未来を変えるコーチング

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  • サイズ 46判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799329436
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0034

内容説明

言葉ひとつで、考え方は変わる。コミュニケーション科学の専門家による過去を資産にし、望ましい未来を設計する対話によるストーリーづくりの基本

目次

良い対話が優れた力を発揮する
Already―目指す先の指標ではなく、すでに積み重ねた努力に注目しよう
Becoming―本当に得たいものに意識を向け、実現に必要なものがすでに備わっていると信じよう
Care―抱えている問題ではなく、大切にしているものに関心を持とう
Difference―未来をポジティブに変えたい気持ちにスイッチを入れ、過去のポジティブな経験にもスポットライトをあてよう
Else―別の視点や身近にある貴重なリソースを、積極的に取り入れよう
First―望ましくない慣れた行動パターンから、慣れないけれど望ましい行動パターンに変換しよう
Good(Enough)―人生を価値あるものにするために、人それぞれの尺度を尊重しよう
Hope―望ましい未来を実現するイメージを描き、人生の主導権を本人に握らせよう
Instead―「望むもの」について質問し、「望まないもの」のストーリーから方向転換しよう
Just―「意外と簡単そう」という認識を持たせて、新しい行動を促そう
Know―謙虚な姿勢で対話に臨もう
Look―心の中の感想や印象を明瞭な言葉に表し、相手と行き違いが起こらないようにしよう
Might―断定はせず、常に好奇心を持って可能性を広げよう
Notice―ストーリーの伏線を見逃さないようにしよう
Opposite―望むものを、望まないものと並べて目立たせよう
Possible―可能性に富む材料を駆使して、夢のシナリオの実現に相手をいざなおう
Question―何が役立つか、何が必要かを探求し、相手が望む目的地へナビゲートしよう
Recent―本人に備わっている力や資質に気づかせ、ナラティブを新しく書き直そう
Suppose―望ましい方向への別の経路も想定し、選択肢に加えるように提案しよう
Toward―避けたい方向ではなく、進みたい方向に意識を向けよう〔ほか〕

著者等紹介

ムーン,ヘスン[ムーン,ヘスン] [Moon,Haesun]
コミュニケーション科学・教育学の専門家。カナダのトロント大学大学院にて、「成人教育」及び「コミュニティ開発」分野にまたがる研究により博士号を取得。現在は、トロント大学でブリーフコーチング法を教える傍ら、トロント所在のカナダ・ブリーフコーチング・センター(CCBC:Canadian Centre for Brief Coaching)の代表取締役、及び同じくトロント所在の、大人の能力開発に従事する人材を養成するヒューマン・ラーニング・インスティチュートの所長を務める

伊藤守[イトウマモル]
株式会社コーチ・エィファウンダー。日本人として初めて国際コーチング連盟(ICF)よりマスターコーチ認定を受けた日本のコーチング界における草分け。コーチングを日本に紹介し、1997年に、日本で最初のコーチ養成プログラムを開始。2001年には、エグゼクティブ・コーチング・ファームとして株式会社コーチ・エィを設立し、以来、これまでに数多くの企業のリーダー開発や組織風土改革に携わる

田村加代[タムラカヨ]
メルボルン大学大学院修士課程修了後、日本で大学講師を経て、現在はオーストラリア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pinevillageKNG

4
著者の具体的なエピソードを引きながら、対話のうえで必要なエッセンスを26のキーワード別に紹介している。 著者はコミュニケーション科学の専門家のため、どんな小難しい横文字ばかりが踊る本になるかと思いきや、大変に読みやすく、それでいて刺さる内容ばかり。じぶんのコミュニケーションにも転用しやすい仕立てになっている。 「対話によるストーリー作りの基本は『ごくふつうの言葉をポジティブに使う』という、いたってシンプルなことなのです」という言葉に深く共感する。 コーチングはスキルよりも心で行うモノだと改めて感じた。2024/06/14

まさ

1
【リスニング・コンパス】を学びたいと思い手に取った。「望ましい未来」を聴かせてもらうためにそうでは無いストーリーも聴かせてもらう。序章のエピソードではリハビリトレーナーが患者に対してリハビリの目的を聞き、これまでの成果を確認し、何をしてきたのかを尋ねる。このトレーナーは人をやる気にさせて行動変容を促すプロだ。また「確証バイアス」という一種の『呪い』に陥っているクライアントの親子を解きほぐしていくステップ等、自分自身も真似したいと強く思わされた。その他にも繰り返し読み、身につけたいスキルが複数あった。2025/02/07

mocha

1
タイトルやまとめなどは対話のヒントになる。著者のエピソードと内容の関連性が分かりにくい部分が多々あった。2024/03/18

jotadanobu

0
コーチングの本の中でも、エピソードが豊富であり、実に示唆に富んでいるなあという印象。自己対話の問いが幾つもあるが、訳の問題かやや難解。噛み砕いて自分に落とし込みたい。2024/03/16

0
未来にたどり着くための方法ではなくて、積み上げてきた過去に目を向ける。足りない現在ではなくて、満たされているとしたらどうかを考える。視点はとても有益だけど、身近な人をそちらに向けるのはなかなか難しいように思う。2023/07/26

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