内容説明
“ああ、また怒っちゃった…”→“イライラしても大丈夫!”100万人が学ぶ怒りをコントロールするスキル。
目次
はじめに 怒りに振り回されない生活を送るために
第1章 とっさの怒りを切り抜ける7つの対症療法―「怒り」への対処はアレルギーと同じ!?
第2章 怒らない自分をつくる9つの習慣―他人ではなく自分を変えよう
第3章 ムダに怒らない人になる10の心の持ち方―ムダに怒らない人になろう
第4章 上手な怒り方7つのルール―怒ることはタブーではない
付録 実生活に役立てるアンガーマネジメント
おわりに 「心を整える」とチャンスが巡ってくる
著者等紹介
安藤俊介[アンドウシュンスケ]
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事。アンガーマネジメントコンサルタント。怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の日本の第一人者。アンガーマネジメントの理論、技術をアメリカから導入し、教育現場から企業まで幅広く講演、企業研修、セミナー、コーチングなどを行っている。ナショナルアンガーマネジメント協会では15名しか選ばれていない最高ランクのトレーニングプロフェッショナルにアジア人としてただ一人選ばれている。著作はアメリカ、中国、台湾、韓国、タイ、ベトナムでも翻訳され累計70万部を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっせい
66
「アンガーマネジメント」という言葉を初めて知りました。怒ってはいけないのではない。怒りの感情を如何にコントロールするか?自分の固定観念・自分ルールに囚われない。相手に見返りを求めない。怒りの感情を上手に表現するコミュニケーション力を磨く事・・etc. ここに紹介されている「感情日記」をアプリで付けてみることをやってみました。これ、結構いいです。その日1日の自分の感情を客観視できて、明日に向けて、ちょっとしたリフレッシュにもなります。おススメです。2022/04/03
読特
45
怒りたくなったら6秒待ち、その気持ちを正確に表現する。原因を咎めるより今後のことを考える。力が及ばないことはあきらめる。…怒れないと危険を察知できない。怒りという感情は自分を守るために獲得した本能。文明が発達し複雑化した社会の中でもその目的が果たせるようにアンガーマネジメントを行う。…怒りは自分が帰属する集団の存続の為にも起こる。間違っていると自身が考える政策に怒りを感じるのもそのため。しかし、それは思いこみかもしれない。TVニュースは深層までは伝えない。表層的な報道に安易に感情を高ぶらせてはいけない。2024/10/05
ダイスケ
23
audibleで視聴。アンガーマネジメントを実践するための本。超入門とあるように、「これだけ?」と思うことだけしかない。言い換えると、実践するために「これだけ」を実践すれば良いと感じた。ロジカルに自分の怒りを評価することや事実と感情を分けることのように、実践するための事例が多く良かった。2022/06/05
kana
19
うーん、難しい。というのが率直な感想。改めて読み直してみると巷で流布する「6秒待つ」ことだけを謳うのがアンガーマネジメントではないし、学べることはあるのだけど、やはり最終的には脳をフル回転させ悟りを開かなければその道の高みには至れないような気がします。たとえば「怒りは溜めるとよくない、でもカチンとくる度に感情的に怒るのは良くないから待つべし。でも過去のことを蒸し返すのは良くない」といったことが記載されてて、負のスパイラルというか三重苦というか。これを好循環に変える糸口をはどこから掴めるんだろうと思います。2025/04/21
だんたろう
13
たくさんあるアンガーマネジメントの本の中でも読みやすいと思う。語彙力を身につけることが役立つのは新たな気付きだった 2025/03/03