内容説明
激動の17世紀、学問と技術の革新をリードした大思想家による思い込みを打ち破る名言集。
目次
1 成功の極意
2 仕事の極意
3 知性を磨く極意
4 心を磨く極意
5 人とつきあう極意
6 うまく立ち回る極意
7 リーダーの極意
8 学びの極意
著者等紹介
ベーコン,フランシス[ベーコン,フランシス] [Bacon,Francis]
イギリスの哲学者で政治家。「イギリス経験主義の祖」と称される。1561年、ロンドン郊外に生まれ、ケンブリッジ大学に学ぶ(中退)。1581年、下院議員に選出されて政界に入り、エリザベス1世の特別顧問官、ジェームズ1世の学識顧問官、枢密顧問官、国璽尚書、大法官等を歴任。その一方『学問の進歩』『エッセイズ』などの著書を執筆。60歳のとき収賄容疑で失脚、その後は著作に専念する。1626年、鶏肉の冷凍保存実験がもとで気管支炎にかかり、65歳で死去
佐藤けんいち[サトウケンイチ]
ケン・マネジメント代表。1962年京都府生まれ。一橋大学社会学部で歴史学を専攻、米国レンセラー工科大学(RPI)でMBAを取得(専攻は技術経営)。銀行系と広告代理店系のコンサル会社勤務を経て、中小機械メーカーで取締役経営企画室長、タイ王国では現地法人を立ち上げて代表をつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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黒頭巾ちゃん
3
▼賢い人より愚直な人▼話してる途中で止めて興味を引く▼若者に新規プロジェクトを任せる▼2023/03/13
三浦郁子
2
学問に時間をかけすぎるのは怠慢である。学問を飾りのために使い過ぎるのは気取りである。機転の利いた人は学問を軽蔑し、単純な人は学問に感心し、賢い人は学問を利用する。学問それ自体は学問をどう使うかは教えてくれないからだ。──という学問についてのくだりが心に残った。2023/03/27
しゅうこう
2
ベーコンの4つのイドラを久しぶりに聞いた気がする。その他にも嫉妬や怒りを生じやすい人の特徴やそれらの感情に対する考え方、礼儀や友人に纏わる言葉など、概ね同意できる内容になっていると思う。ただ、「うまく立ち回る極意」のパートは必要なのか?笑「エッセイズ」からの引用と言われるとそれまでだけど、「未来をひらく言葉」と大々的に謳っている割には、なんだか似合わない内容のような。ビジネスに限って言うなら確かに必要な生き方だけど。2022/04/12
トッド
1
■悪い感情➡嫉妬、恐怖、心配、内攻する怒り、詮索、喜びはしゃぐ、人に言えない悲しみ。良い感情➡希望、快活さ、驚異、感嘆。■話に変化を加える➡時事に議論、物語に理屈、質問に意見、冗談に真面目。■要点の繰返しは時間の節約。■交渉➡自分の本音をさらけ出すor相手の本音を引き出す。■自分と似た人物を模範にする。■出世するとは自由を失う事。■傲慢な人は他人の自由を忘れ、卑屈な人は自分の自由を忘れる。■友人に話せば喜びは2倍に、悲しみは半分になる。■本当の処方箋は友人がしてくれる忠告。■重要な事程付けたしの様に見せる2022/08/03
goデロリアンgo
0
参考になるところもあるが古めかしくもある。