内容説明
2019年3月、岡崎、福岡、静岡、浜松…相次ぐ性的虐待やレイプ事件への無罪判決。2017年に110年ぶりに大幅改正されたものの、世界のなかでまだこんなに遅れている!2020年、性犯罪の刑法見直しなるか。
目次
第1部 性暴力被害者に冷たい日本の司法(19歳の実の娘に性交をした父親が無罪の衝撃;性犯罪の処罰に関する刑法の規定はどうなっているのか?;性暴力被害者を待ち受ける高いハードル;なぜレイプ事件の多くが不起訴になるのか?;「同意があったと思われても仕方がない」?;世界はどうなっているのだろう)
第2部 性暴力にNOと声をあげる人びと(財務省セクハラ事件の激震;声をあげはじめた女性たち;勇気を出して声をあげた女性を取り巻く現状;もしあなたが性被害にあったら;改めて刑法改正を考える;「ヤレル女子大生?」抗議する若い世代;Yes Means Yes)
著者等紹介
伊藤和子[イトウカズコ]
弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ理事・事務局長。1994年弁護士登録、以後、女性、子どもの権利、えん罪事件、環境訴訟など、国内外の人権問題に関わって活動。2004年に日弁連の推薦で、ニューヨーク大学ロースクールに客員研究員として留学。帰国後の2006年、国境を超えて世界の人権問題に対処する日本発の国際人権NGO・ヒューマンライツ・ナウ(Human Rights Now)の発足に関わり、以後事務局長として国内外の深刻な人権問題の解決を求め、日々活動している。弁護士活動でも人権、特に女性の権利を焦点に置いて活動。日弁連「両性の平等に関する委員会」委員長、東京弁護士会「両性の平等に関する委員会」委員長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なるみ(旧Narumi)
tellme0112
M1号
のせなーだ
かづ