感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とろこ
52
著者はアメリカ人である。なので、読み始める前は、価値観や倫理観、宗教観などの違いで、「心の持ち方」についての考え方にも誤差が生じるだろう、と思っていた。が、実際に読んでみると、どれもこれも肯けることばかり。自己啓発本にありがちなおしつけがましさもなく、読みやすかった。表紙が可愛らしいのもいい。2019/05/25
Kentaro
47
ほとんどの人は控えめで恥ずかしがり屋なので、自分の才能や技術を周囲の人に知らせようとしない。「何かが得意でも自慢せずに謙虚になれ」としつけられて育っているからだ。「自慢話が好きな人は嫌われる」と教えられた人も多いことだろう。中には自分の能力について話そうとせず、誰かが代わりに言ってくれることを期待している人もいる。しかし、誰もそんなことをしてくれないので、結局、がっかりすることが多い。 「自慢をすること」と「自分の能力をありのままに評価して伝えること」の間には大きな違いがある。2020/09/10
団塊シニア
15
期待して購入した割には特段新鮮味のない内容で伝わるものがなく残念というのが読後の感想である。2019/06/23
丸々ころりん
12
人を優先にしない,人からの見返りを求めない,自分の弱さを認める、人の評価が全てではない! 一つに固まる事なく時間をかけ,人間関係を築く。2023/04/29
to46
12
子供の頃から親や教師などから植えつけられた比較する癖や、そこから自分はダメな人間だと思う自尊心を損なうことの問題点など、多くの人が無意識に嵌っている気持ちが沈む考え方の癖とそこから抜け出す考え方を紹介。『人が悪口を言うのはその人の自尊心が低いから。嘲りを真に受けない』、『目標は自分の意志でそれを選んだか、社会的なプレッシャーからそれを選んだか自分に問う』、『自分の心の中にいる足を引っ張る批判者には反論する』など気になった。何かうまく行っていない、と思う人は一読してみると学べることがあるかも。2019/09/07