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内容説明
AIで何ができるか?私たちの仕事はどう変わるのか?気鋭の著者が教えるAIビジネスの最新事情と「あたらしい働き方」。
目次
第1章 ここがヘンだよ、日本のAIビジネス
第2章 AIビジネスの最先端を見てみよう
第3章 AIを導入したい企業がすべきこと
第4章 AIビジネスの課題とは
第5章 AI人材とこれからの日本
第6章 AI時代における私たちの働き方
著者等紹介
石角友愛[イシズミトモエ]
パロアルトインサイトCEO/AIビジネスデザイナー。2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAIプロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテックや流通AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。データサイエンティストのネットワークを構築し、日本企業に対して最新のAI戦略提案からAI開発まで一貫したAI支援を提供。AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
40
レモネードは、保険会社と顧客の利害対立をなくすビジネスモデルを提唱し、『ソーシャルインシュランス(社会的な保険)』というコンセプトを生み出した。これは、顧客から保険請求されなかった保険料を、利益として留保せず、顧客が希望するNPO団体などの寄付に回す仕組みだ。 利益を寄付に回すことで、顧客は「自分が社会の役に立っている」と感じる。これは、顧客が不正請求しないモチベーションにつながっている。結果的に、顧客からの粉飾請求も減っているそうだ。 レモネードの強みは、ただAIを取り入れただけではない。2020/08/10
なっしー
18
石角さんの本はAIとは何かを知ることも書かれているが、AIビジネスデザイン、データサイエンティストとエンジニアにという仕事に関しての説明。また、AI導入を考えている会社と仕事上関わりそうな方々にどのような準備が必要かなどが具体的に書かれている。また、アメリカでのAI導入成功事例や失敗事例などが、とてもイメージしやすく良かった。2021/10/02
ゆ
17
アメリカでAIビジネスを行う著者がAIへの誤解やビジネスにおけるAIと人間との関係などを具体例とともに紹介した本。自分のAIに対する無知さに驚くとともに、様々な学び直しの必要性や、0ではなく1,そして1をスケールしていくことの可能性に焦燥感を持った。2021/10/25
しき
16
AIビジネスの誤解をバッチリ解消してくれる。まず「AIはロボットではなく、ただの道具」である。AIに仕事を奪われるという言葉はおかしい。日本はITに詳しい人が少なすぎるため、こういった誤解がある。本来のAIビジネスは、企業がもつ課題をデータを用いて解決する。もちろん、解決したかどうかは人間が判断するし、AIのトレーニングも人間がする。これらの仕事は、現場で働いてる人が恒久的にするので、人がAIに代わることはない。また、日本にAIを根付かせるために、IT業界とその他業界の橋渡しになる人材が大量に必要になる。2019/12/14
hatman
14
AIとは?を現場の第一線で活躍しているリーダーがわかりやすく記した著。機械なので教える必要があるし、そもそも目的を持たせる必要がある。 以下メモ。 ・判定方法を説明できるAI(explainable AI) ・欧州GDPR法 ・AI開発は課題解決先行型 ・仕事がAIに置き替わったあとは、AIを教育するトレーナーの位置が重要になる(AIに仕事は奪われない) ・CBO(Chief Behaivoral Officer 最高行動責任者) 技術とビジネス架け橋になる合成役。 ・ワークライフインテグレーション2021/06/12