内容説明
モチベーション理論の第一人者が教える、心に火をつける方法。
目次
序章 やる気を上げる方法は1つではない
第1章 2つのマインドセット―「証明」を求めるより「成長」を目指そう
第2章 やる気のフォーカス―「獲得」か「回避」かを知って強みにする
第3章 自信は必須の要素
第4章 やる気から見た8つのタイプ
第5章 すべてのタイプに共通する処方箋
著者等紹介
ハルバーソン,ハイディ・グラント[ハルバーソン,ハイディグラント] [Halvorson,Heidi Grant]
社会心理学者。コロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長。コロンビア大学で博士号を取得。モチベーションと目標達成の分野の第一人者
林田レジリ浩文[ハヤシダレジリヒロフミ]
早稲田大学社会科学部卒。保険代理店経営のかたわら数百冊のビジネス書、心理学者の洋書を読み、気に入った本を自ら売り込み出版するスタイルの異色の翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
112
まあまあ。めちゃくちゃ短いのですぐ読める。コロンビア大学の社会心理学者が、「マインドセット」「フォーカス」「自信の有無」という3つの軸から人間を8つのタイプに分類し、それぞれのタイプの人達がどうすればやる気を出せるか、あるいはやる気を出させることができるかを紹介する一冊。本当にエッセンスだけを凝縮したような本なので、もう少しいろいろな具体事例があったらもっとわかりやすかったかもしれない。2020/09/04
R
50
タイトルとちょっと内容が違うように感じた。8つのタイプのキャラクタ(性格)に対して、どうやってやる気を出させるかをいくつかの切り口で解説した本でした。性格の中に、中二病と臆病者というのがいるんだが、これがドはまりするくらい自分ぽくて、それが破滅的とか紹介されており衝撃を受ける。成長することを目的とさせることで、単純な成果ではなく過程を重視するようになるため、モチベーションが落ちないといった感じで、なるほどとも思ったり、できたら苦労しねぇと思ったりだった。2020/08/27
森林・米・畑
38
人には色々なタイプがいることから観察(自分自身も含めて)して、それぞれに合った療法がある。それらを分かりやすく説明してあり、どう治療(対処)してやればやる気を上げられるか。 ①証明マインド、成長マインド ②回避フォーカス、獲得フォーカス ③自信の有無 マインドとフォーカスと自信の有無が、人それぞれの行動などに影響を与えている。 これらから人のタイプを分類し、それぞれに合った対応の仕方で、それぞれがやる気を出せるように導く。やる気を出させるお医者さん養成本だ。まずは自分から変わらなきゃいけない。2021/04/04
shikada
30
万人に共通した、やる気を上げる方法はない。たとえば、病気の症状は十人十色であり、医師は、綿密に診察をしたうえで薬や治療法を決める。同じように、人間の性格も人それぞれ。その傾向をきちんと掴むことで、最も効くやる気の上げ方が見つかる。本書では性格の傾向を8つのタイプに分け、タイプごとのやる気アップ方法を提示する。自分はおそらく「中二病」か「やる気の空回り」タイプだな…。2020/01/03
江口 浩平@教育委員会
27
【モチベーション】メンタリストDaiGoさんが紹介していたため、電子書籍にて購入。(宣伝効果かAmazonでは売り切れになっていた。)人は「マインドセット」「フォーカス」「自信」の3観点から8つのタイプに分類でき、そのうち自分のタイプに応じて「新星」か「熟練の匠」を目指すということだった。そんな私は「うざいやつ」か「やる気の空回り」タイプ。処方箋どおり、まずは自分の「成長」を目に見える形で記録していくこと、その中で「必要なスキル」を身に付け、自信に変えていくことを目指す。成長には正しいフィードバックが必須2020/01/04
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