出版社内容情報
君だけの道を行け
『車輪の下』で知られる青春文学の巨匠ノーベル文学賞作家ヘッセが贈る人生の応援歌
『車輪の下』ほかの印象から、ヘッセには甘酸っぱい青春小説を書く作家というイメージがある。
また、スイスの自然を謳う純粋で牧歌的な詩を書く人と見られることも多い。
しかし、現実のヘルマン・ヘッセは牧歌的でも甘美でもない。
決して害のないおとなしい人間というわけではなかった。
後期の作品である『デーミアン』『荒野の狼』『ガラス玉演戯』などから明らかなように、
彼は反権威主義者であり、妥協を赦さない苛烈で強い精神と、
自己を通しながら現実を生き抜く力を持った人だった。
「自分を癒すのも、助けるのも、自分自身だ。自分の魂を動かすのは自分自身なのだ」
「悩んでいるね。悲しいことが多いね。でも、喜びなさい」
「最悪の一日も、私のかけがえのない人生の大切な一日なのです」
「どこにいても、きみがどうあろうとも、きみは幸福になれる」
ヘッセの小説、詩、エッセイ、手紙などから、
ミリオンセラー『超訳ニーチェの言葉』の白取春彦が230のの言葉を厳選した。
目次
Ⅰ 自分自身の道を歩め
Ⅱ 悩みも悲しみも喜べ
Ⅲ わがままに生きよ
Ⅳ 人は喜びがなければ生きていけない
Ⅴ この世界に愛を増やそう
Ⅵ 考えるのをやめてみよう
Ⅶ いつでもどこでも幸福になれる
内容説明
君だけの道を行け。「車輪の下」で知られる青春文学の巨匠、ノーベル文学賞作家ヘッセが贈る人生の応援歌。
目次
1 自分自身の道を歩め
2 悩みも悲しみも喜べ
3 わがままに生きよ
4 人は喜びがなければ生きていけない
5 この世界に愛を増やそう
6 考えるのをやめてみよう
7 いつでもどこでも幸福になれる
著者等紹介
ヘッセ,ヘルマン[ヘッセ,ヘルマン] [Hesse,Hermann]
1877年、ドイツのヴュルテンベルク州カルフに宣教師の子として生まれる。14歳で難関の試験に合格し神学校に入学するが、1年未満で退学。その後入ったギムナジウムもすぐに退学し、書店員などさまざまな職業を経験する。1904年、26歳で発表した『ペーター・カーメンツィント』(『郷愁』)が認められ、小説家・詩人として多くの作品を執筆、第一次世界大戦時にはスイスに住んでいたが、戦争の影響や家庭の不幸などにより神経を病み精神科の治療を受けた
白取春彦[シラトリハルヒコ]
青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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