出版社内容情報
天才法医学者ワルター・スミルノはある晩、女優アスタ・ドゥールの殺害事件に遭遇。容疑者として、かつての恋人スティナ・フェルセンが挙げられる。名探偵レオ・カリングの手を借り、不可解な謎に挑むのだが……。
本作はかつて小酒井不木訳で「新青年」に掲載されるや、江戸川乱歩・横溝正史ら戦前の日本人作家にも多大な影響を与えた。世界ミステリ史上にその名を刻む、探偵小説ファン必読の傑作本格推理長篇。
〈解説〉戸川安宣
【目次】
第1章 発端
第2章 糊づけにされたページ
第3章 警官第三一七号
第4章 偶然
第5章 尋問
第6章 「あなたの奥さんです」
第7章 犯行の時刻
第8章 三人目の客
第9章 新しい事実
第10章 レオ・カリング援助を求める
第11章 第二の銃弾
第12章 犯人の名
第13章 意外な展開
第14章 深夜の冒険
第15章 厚かましい侵入者
第16章 新しい証拠
第17章 手紙
第18章 犯人はだれか?
第19章 告白
第20章 レオ・カリングの付記
ドゥーセ今昔(宇野利泰)
内容説明
天才法医学者ワルター・スミルノはある晩、女優アスタ・ドゥールの殺害事件に遭遇。容疑者として、かつての恋人スティナ・フェルセンが挙げられる。名探偵レオ・カリングの手を借り、不可解な謎に挑むのだが…。江戸川乱歩・横溝正史ら日本人作家にも多大な影響を与えた、世界ミステリ史上に名を刻む傑作本格推理長篇。
著者等紹介
ドゥーゼ[ドゥーゼ]
1873年、スウェーデン生まれ。元軍人だったが、1900年頃南極探検に参加し、紀行や絵画を発表。1913年、「私立探偵レオ・カリング」シリーズ第一作『生ける宝冠』を刊行。同シリーズによって北欧探偵小説界の代表的作家となる。日本では1920~30年代、小酒井不木の翻訳により「新青年」誌上で作品が多数掲載され、人気を得る。1933年死去
宇野利泰[ウノトシヤス]
1909年生まれ。東京帝国大学独文科卒。戦後、英米の探偵小説を中心に、多くの翻訳を手掛ける。1997年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アドソ
Inzaghico (Etsuko Oshita)
coldsurgeon
UPMR
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