内容説明
ピンチをチャンスに変える秘訣は心の強さではない。弾力性だ!「逆境を生き抜いた人」を40年以上研究してきた心理学者が誰でも実行できる方法を伝授。
目次
プロローグ 心に弾力性のある人がうまくいく(心に弾力性のある人は不運を幸運に変える;心に弾力性のある人はどこが違うのか? ほか)
1 ストレスを味方にする(ストレスも自分しだいで軽くできる;自分の感情をリストにしてみる ほか)
2 問題解決のスキルを学ぶ(自分の感情ではなく、問題そのものに意識を向ける;楽しむことが問題解決につながる ほか)
3 柔軟な考え方を身につける(好奇心を持つ;経験から学び続ける ほか)
4 逆境を成長のチャンスにする(困難は幸運に変えることができる;隠れたチャンスを発見する ほか)
著者等紹介
シーバート,アル[シーバート,アル] [Siebert,Al]
逆境を生き抜いた人を40年以上にわたり研究してきた、アメリカで最も有名な「生き残り」心理学博士。元落下傘部隊の隊員。ミシガン大学で臨床心理学の博士号を取得後、長年ポートランド州立大学で教鞭をとる。テレビ、ラジオの出演多数
林田レジリ浩文[ハヤシダレジリヒロフミ]
早稲田大学社会科学部卒業。母国語並の英語はほぼ独学でマスター。シーバート博士の教えに深く共感し、2003年渡米、博士の家に滞在して薫陶を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かいてぃ〜
21
レジリエンス関連の本で割とあっさり読めた。心の弾力性は、いつからでも身につけられるスキルの1つだ。人生において困難は付き物だが、そこで感情で反応してしまうのではなく、一旦起こった事実を確認することが大事。そして、その困難から意識してポジティブな面やチャンスを見付け出そうとする姿勢を持つこと。それは簡単なことではないかもしれないが、個人的にはその気付きが出てくれば、少しずつ出来るのではないか?と思う。2019/04/28
harhy
16
要は、すべてを何とかしてプラスに変えようとする自分の心の持ち方、姿勢次第なんだね。2016/07/31
hannahhannah
11
クロスフィット競技で日本を代表する女性アスリートが勧めていたので読んだ。困難な状況では被害者モードにならずに、感情ではなく問題をコントロールしようとする人が逆境を乗り越え、強くなれるという本。心の弾性という表現が面白かった。ワークアウトしてテストステロン量を増やせば、自信、判断力、粘り強さなどが自然と身に付く。これからもずっとトレーニングを続けます。2016/08/15
たか
7
ピンチをチャンスに変えるには心の弾力性を持つことが大切。 弾力性を持つためには、 ①ストレスを味方にする ②問題解決のスキルを学ぶ ③柔軟な考え方を身に付ける ④逆境を成長のチャンスにする これがなかなか難しいんだよね~2016/04/22
くまさん
3
心の弾力性を身につけることができると聞いて,やってみようと思った。弾力性のある人は,どんな状況になってもあらゆる手段を使って道を開いていこうとする信念を持ってベストを尽くしながら生きることだ。2016/05/27