ディスカヴァー携書<br> 東京一極集中が日本を救う

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ディスカヴァー携書
東京一極集中が日本を救う

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  • サイズ 新書判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799317747
  • NDC分類 318.7
  • Cコード C0236

出版社内容情報

世界は今、都市間競争の時代に突入した。
この地球上で競争しているのは日本やアメリカのような「国」同士ではない。
ロンドン、ニューヨーク、パリといった「大都市」こそが、今や競争の新たな「単位」なのだ。

都市政策の世界的第一人者が、東京、そして日本の未来を「一極集中」の是非という長年の課題に踏み込んで、
その真実を語った議論沸騰の書、ついに誕生!

内容説明

本書を読まずに、地方創生は語れない。都市政策の世界的第一人者が、長年の「タブー」に踏み込む!

目次

第1章 東京一極集中という「歴史の必然」
第2章 東京が沈めば地方が沈む
第3章 国際都市間競争の時代
第4章 リニアが日本地図を書き換える
第5章 二度目のオリンピックは何をもたらすのか
第6章 東京にすべてを集めて大丈夫なのか

著者等紹介

市川宏雄[イチカワヒロオ]
1947年東京生まれ。明治大学専門職大学院長、公共政策大学院ガバナンス研究科長・教授。早稲田大学理工学部建築学科、同大学院博士課程を経て、カナダ政府留学生としてウォータールー大学大学院博士(都市地域計画、Ph.D.)を取得。専門は都市政策、危機管理、次世代政策構想。「世界の都市総合力ランキング(GPCI、森記念財団)」の主査を務める。政府や東京都、特別区、自治体等の審議会・委員会の会長・委員など多数歴任。世界経済フォーラム(WEF)の都市開発将来委員会の委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっくん

38
東京が沈めば日本が沈む。。。グローバル化の進展により国際都市間競争が重要であるからして、今後先細りとなる人的資源を選択的に集中投下し、日本の大黒柱である東京に頑張ってもらいましょう。地方創生では東京への過度な人口の集中を是正すると掲げているがそうではないと。。。本書では今後の地方の方向性については他の専門書に譲るとなっている。んー。もはや日本と地方、なんだか別々のものの話のように感じてしまう。。。別なのか。。。2016/01/11

kotte

16
「東京一極集中」この題名にひかれて読んでみました。他の方のレビューにもありますが、Amazonでの評価が賛否真っ二つに割れる評価が難しい本です。私は地方のインフラを維持する費用の捻出が困難になるであろう財政的な問題点から東京一極集中はやむを得ないという考え方です(積極的に集中すべきというものではありません)。現在の日本の財政状況だと、将来は東京周辺と地方の大都市周辺のインフラぐらいしか維持できず、結果的に大都市集中型の日本になっていくのではないかと感じています2017/03/25

MOKIZAN

11
主題については躊躇なく賛意を示すんですが、論拠とされる記述事項は、甚だ空虚で、説得力もへったくれも無いと感じちゃいました。その主たる2項、①今後の発展ステップとして、東京五輪とリニア新幹線といった、杭の1本も定まっていない絵餅事業を連ねている。②機能集中に対するリスク対策として、震災対策のみを綴っている。他の人災、災害事象対策についてはほとんど触れられていない(東京は既にテロ被災都市です)。過去に他著を読んで、同じ志向を良い根拠を持って述べる方と感じていただけに、本著は本当に残念だと思う。2016/01/19

makimakimasa

6
題名に懐疑的だったので、どんなもんか読んでみたが、大筋の部分はわりと納得。つまり国際的な都市間競争の現代において、また第三次産業従事者が労働者の7割を占める日本において、一極集中は経済合理性に基づいた必然的帰結であるという事。小泉内閣「三位一体の改革」を例に挙げつつ、東京で稼いだ金で地方も生き延びれるという構造が説明される。先週末の都知事選で落選した増田氏のレポート(一極集中悪者論)についても取り上げられてた。しかし色んなデータ持ち出されてもその真偽が判断つかないし、都合の良い解釈してそうな疑念も消えず。2016/08/03

Yuji Hamano

4
「東京の一人勝ちでズルい」といった議論を終わらせ、世界第三位の都市をもっている今の優位な状況を加速させてないと、「東京も一地方である」という理由で足を引っ張っている間にシンガポールや香港などがアジアの中心都市の座を奪い、かろうじて東京により牽引されている日本経済が失速することに警鐘を鳴らす本2018/07/03

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