内容説明
「謝り方を間違えると大炎上時代」を生き抜くために。
目次
第1章 謝罪とは、そもそも何か?
第2章 間違った謝罪
第3章 許される謝罪
第4章 謝罪のあるべき姿
第5章 謝罪の解剖
第6章 謝罪の先にあるもの
著者等紹介
増沢隆太[マスザワリュウタ]
株式会社RMロンドンパートナーズ代表。東京工業大学特任教授/産業カウンセラー。企業等組織の「人」にかかわる問題、とくに雇用や退職におけるコミュニケーションの課題に取り組む。コーポレートコミュニケーションや組織管理の一環として、謝罪行動にも精通する。ロンドン大学大学院現代史学修士課程修了。大英帝国の戦争・戦略から植民地支配、帝国解体過程を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
33
謝罪の作法。増沢隆太先生の著書。自分の言動で他人や社会に迷惑をかけたら謝罪をするのは当然のこと。でも、その当然のことが出来ない人がたくさんいるのが現実。過ちを認める、謝罪をする、そして謝罪をする際には正しい作法で謝罪をする。そんな基本的な常識を身につけるだけで、人生はずっと過ごしやすくなるはず。真の謝罪ができる人間になりたいです。2018/09/03
すしな
31
164-22.有名人が不倫などで「世間をお騒がせして申し訳ない」という謝罪会見を不思議な気持ちで見てたのですが、確かにそれをやるかやらないかで周りの追及の勢いが変わってきますよね。また、謝罪といいつつも、身の潔白を訴える部分が強く出ると、反省してない人みたいな感じになってしまって、仮に身の潔白が証明できても、世間的に悪いイメージが残ってしまいますしね。人生には、失敗はかならず訪れるものので、わかりやすいポイントで目立たず誤って、それ以上燃え広がらないようにするのは大事だなと思いました。2022/11/18
雲をみるひと
22
謝罪論という感じの本。段階や場面に応じた効果的な謝罪や謝罪の際に留意することなどが述べられている。基本的に組織や企業向けだが、個人に応用できる箇所も多いと感じた。尚、文章の問題か構成の問題かわからないが、個人的には少し読み辛さを感じた。2023/06/24
まゆまゆ
4
謝罪は「自分の正しさを証明する場」でも「反省の意を表明する場」でもなく、戦略的コミュニケーションの一つとして位置付けよ。何が起こったか、なぜ起こったか、今どうなっているかの3つの説明が必要だが、初回ではすべて分からなくても構わない。何をすべきか、何ができるか、どのくらいできるかの方針をきちんと立てることが重要。一回で終わると思わないことも重要である。2015/05/21
HG
2
ビジネス場面における謝罪がテーマでしたが、普段の生活で謝罪するときにも応用できることがありそうです。2014/12/28