内容説明
カトマンズ、東京、NY…コスメで世界中の女性の自由を応援する注目の女性起業家、初エッセイ。
目次
出会いとはじまり(ネパールへ;世界地図と星空;愛の連鎖;行動するFool!;おしゃれをして出かけたい;発見と到着;美しい瞬間をつくる;本当は気づいているはず;誇りある仕事を)
世界と日常(もっと触れたい;ことば;ネパールの日々;今日のできごと;世界中にある好きな街;最後の夜のパッキング;何の前触れもなく)
愛と自由(NYへ;間違えてもいい;もっとずっと遠くまで;真実の言葉;母について;家族の愛情;遊ぶ大人;好きな人の鎖骨)
著者等紹介
向田麻衣[ムカイダマイ]
(株)Lalitpur CEO。高校在学中にネパールを訪問し、女性の識字教育を行うNGOに参加。慶應大学在学中は社会学者、小熊英二氏の研究室にて社会学を学ぶ。2009年にCoffret Project(コフレ・プロジェクト)の活動を開始。2013年5月にネパール産オーガニックスキンケアブランドLalitpur(ラリトプール)をスタートし、ネパールの人身売買被害者の女性の雇用創出と自尊心の回復に取り組んでいる。エイボン女性年度賞受賞、ソトコトロハスデザイン賞ヒト部門大賞受賞、第4回ユースリーダー賞受賞等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫羊
18
若い頃に読みたかったです。もっと混ざり物なしの感動があっただろうから。私の何倍も感動してくれそうな大学生の姪に進呈しようと思います。2015/09/13
モアザンレス
14
こんなふうに生きられたら人生楽しいはず。けれど、みんなが美しい瞬間を生きるのは難しいとも思う。どこかで割を食う人が出てきそう。それでも、お手本にしたい生き方ではあります。2015/06/05
ちいさな図書館
12
気がついたら「まあこんなものだろう」というテンションで過ごしていることの、なんと多いことか…。彼女の言葉をたどりながら、「そうか、もっと好きなことをしてもいいのだな」と腑に落ちた。こういうメッセージを繰り返し繰り返し受け取りながら、反芻して、自分の力に変えていきたい。自分が幸せになることを、もっと許してあげて良いはずなんだな。ごちゃごちゃした理由があるわけではなくて、「やりたいから、やる」。シンプルな気持ちを持っていきたい。2014/11/05
やまた
5
エッセイ。ネパール産のオーガニックコスメの会社を設立、ネパールの女性に雇用を創出。すごいなあ、なんで?と思ったけどそこは説明できないらしい、嫌だそうだ。でもわかる、そんな言葉にできるような大層な理由なんてなくたっていいんだなあと思えた。装丁と紙質と写真がまたとても良いです。2016/02/02
@kame0127
5
ラリトプールという会社を経営する向田麻衣さんの本。彼女はネパールでのお化粧ワークショップを通して女性が本来持つ自信や尊厳を取り戻すきっかけとなる活動を行っています。TVを通して知った彼女についてもっと知りたいという思いでこの本を購入しました。(わたしはU25ではありませんが…)とても素敵な本でした。印象的だった言葉「目の前の、たったひとりの人に、ひとつのことを伝えるために、人生のすべてを使っても構わないのではないか。私はそう思っている。」2015/02/21




