内容説明
最も幸福な国は?最も長時間働いている国は?国別の出生率はどうなってる?原子力発電への依存度は?現代社会の最重要テーマが、見るだけで理解できる。
目次
識字率
コンピューター
ギャンブル
飲酒経験
労働時間
自動車
世界遺産
長期政権
殺人発生率
億万長者〔ほか〕
著者等紹介
コック・スターキー,クレア[コックスターキー,クレア][Cock‐Starkey,Claire]
フリーランスエディター、研究者、ライター。LBCラジオでアシスタントプロデューサーを、BBC・Radio 5 Live、Invest TVでリサーチャーを務めている。ウェストミンスター大学、ロンドン大学バークベック校出身
水原文[ミズハラブン]
技術者として通信キャリアやメーカーに勤務した後、フリーの翻訳者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
智湖
21
気象観測史上で最も暖かかった年、上位10年のうちの9年は2000年以降に集中している。(記録のある1880年以降で/NASA調べ) ー恐いな。2019/04/07
壱萬参仟縁
9
なぜか他の図書館でも新刊コーナーにあった。書名からすると1秒で瞬間理解できる筈。評者は10秒ぐらいで理解できそうだった(苦笑)。学べるのは、オールカラーにして多用な図表を駆使してデータを理解してもらおうとしているところだ。出典や参考文献もしっかりしている(巻末参照)。46-47頁のバナナを使ってあっちの方の説明しようとしているのは露骨過ぎかも。本著は子どもがみてもバナナの頁以外は意外と使えるだろう。特に、データ嫌いの読者でも抵抗感が薄らぐのがありがたい。2013/03/11
しおり
3
環境、政治、海外援助、犯罪、経済など様々な分野をグラフィックなデータで表している。そのため見てすぐに理解しやすく、内容もとても興味深い上に意外な事柄が多くて驚きも大きい。世界では毎秒2人が死に4人が生まれている。女性は殺人のうちDVによって約80%が命を落とす。1日に4回のキス、2歳の年齢差、月に2回のロマンチックな食事があれば、幸福で長続きする結婚生活を送れるらしい。2018/04/30
lily
2
こういうデータ系の本は鮮度が命なのが難点だが、それでも今が分かって楽しい。初見の情報も多かった。①HIV感染率の高い国がアフリカ南部に集中しているのは、避妊を否定するキリスト教的価値観と密接につながっている。②幸福度の低い国や自殺率の高い国はハンガリーやルーマニアなど旧共産圏に多い。働いても報われないという価値観がそうさせているのか。③2011年度のジンバブエの失業率は95%。100人いて5人しか働いていない。④性生活のさかんな国はブラジルやギリシアなど、ラテン系の血が色濃い国で多い。 2016/10/03
木村あきら
1
①世界の見方のアンテナがたった。SDGsもこの視座なんだろうな。 ②絶対に妻に暴力をふるってはいけない。と思う男性の割合70%台がドイツ・ひくくてひく。 ③都市の人口集中率日本は70%だけど以外と高くない。アルゼンチン、イギリス、オーストラリア、米、韓などなどよっぽど高い。2022/09/08