ディスカヴァー携書
礼節「再」入門―思いやりと品位を示す不変の原則25

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799312261
  • NDC分類 159
  • Cコード C0230

内容説明

米国の名門ジョンズ・ホプキンス大学で礼節の理論と歴史を教える著者によれば、成果や効率を重視し、競争が厳しい現代社会こそ、「礼儀正しく、人と協調して生きていかねばならない」。そのための原則25を紹介する。

目次

第1章 礼節―人生の質を高める技術(他者とともによく生きるために;人は人の中で生きることで磨かれる;礼節とは永遠に色あせない不変の原則;愛とは礼節の先にあるもの;自制する心がよりよい未来を作る ほか)
第2章 礼節のルール25(ルール1・周囲の人に関心を向ける;ルール2・あいさつをして敬意と承認を伝える;ルール3・相手をいい人だと信じる;ルール4・人の話をきちんと聞く;ルール5・排他的にならない ほか)
第3章 人はなぜ礼節を見失うのか?(親しみのカルチャーもときと場合をわきまえて;過度の“ルール破り称賛”は考えもの;権威の消失が礼節の危機を招く;都市生活の無名性が人間関係を不安定にする;平等社会と礼節軽視のつながり)

著者等紹介

フォルニ,P.M.[フォルニ,P.M.][Forni,P.M.]
アメリカ・メリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学イタリア文学教授。長年、礼節の理論と歴史を教える。1997年にジョンズ・ホプキンス・シビリティ・プロジェクトを設立。その活動は「ニューヨーク・タイムズ」をはじめとした国内外のメディアに注目されている。2002年に「Choosing Civility」が発売され、10万部を超すベストセラーとなった。ABC、CBS、BBCなどのテレビ番組にも出演多数。イタリア出身

大森ひとみ[オオモリヒトミ]
株式会社大森メソッド代表取締役社長兼CEO。AICI国際イメージコンサルタント協会最高位CIMイメージマスター。世界を代表するイメージコンサルタントとして、国内外で服装、マナー、プレゼンスキル、スピーチなどの講演、研修、コンサルティングを行う

上原裕美子[ウエハラユミコ]
1976年生まれ、筑波大学第二学群比較文化学類卒業、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

16
 不安が不信を呼び、余裕のなさから言動が乱れる。口に出す前に、一呼吸おいて。今自分の顔がどんな表情か意識して。自制を心掛けたい。2020/04/18

yo

8
イタリア人が書いたものとはいえ、99%は素直に頷ける内容ばかり。これを自然に実践できる人間になりたい。残りの1%というのは、勝利至上主義へのアプローチ。勝利を至上として他人への礼節を失うことは勿論よくないが、その対処として「勝つことよりいかに戦うかが大事」という価値観を使うのは違うと思う。勝利に拘らなければ努力の価値は少なくとも半減する。一流のスポーツ選手の言動を見れば分かるように、大事なのは『競った相手も同様に勝利を本気で目指していた』ことを認め、称えることだと思う。この点以外は本当に素晴らしい内容。2015/05/06

ろの

4
繰り返し読みたくなる本。なんとなく人との接し方に考えていたところちょうど良い内容でした。距離の取り方、些細な言葉でも嬉しいことや傷つくことがあること。ある程度年齢を重ね職場であったり客として訪れた時など、いろんな立場になりうる時に必要なことだなぁとつくづく思う。細かくテーマや例を挙げているのも読みやすい。外国の方が著者というのも日本人では忘れがちな所を指摘してくれているのかなと思う。2013/04/28

あるぱか

2
何かの特集に掲載されていて気になった本です。礼節という言葉の響きに惹かれましたが、ごく当たり前の正しいことが書かれていました。最近の我慢しない、自分を許すのではなく、自分を律することの大切さを感じさせてくれる内容でした。2022/08/07

Yanabod

1
当たり前ですが忘れやすいこと、「礼節」。25のセンテンスに分けて簡潔かつ分かりやすい事例で個々のセンテンスを説明してくれているので、少しずつ読むとスムーズに入ってきます。言われれば当然ですが、繰り返し読むことで、歪んだポジションを修正してくれる、そんな本です。 大人の方、特に30代の方が読むと楽しいと思います。2013/01/24

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