内容説明
米国の名門ジョンズ・ホプキンス大学で礼節の理論と歴史を教える著者によれば、成果や効率を重視し、競争が厳しい現代社会こそ、「礼儀正しく、人と協調して生きていかねばならない」。そのための原則25を紹介する。
目次
第1章 礼節―人生の質を高める技術(他者とともによく生きるために;人は人の中で生きることで磨かれる;礼節とは永遠に色あせない不変の原則;愛とは礼節の先にあるもの;自制する心がよりよい未来を作る ほか)
第2章 礼節のルール25(ルール1・周囲の人に関心を向ける;ルール2・あいさつをして敬意と承認を伝える;ルール3・相手をいい人だと信じる;ルール4・人の話をきちんと聞く;ルール5・排他的にならない ほか)
第3章 人はなぜ礼節を見失うのか?(親しみのカルチャーもときと場合をわきまえて;過度の“ルール破り称賛”は考えもの;権威の消失が礼節の危機を招く;都市生活の無名性が人間関係を不安定にする;平等社会と礼節軽視のつながり)
著者等紹介
フォルニ,P.M.[フォルニ,P.M.][Forni,P.M.]
アメリカ・メリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学イタリア文学教授。長年、礼節の理論と歴史を教える。1997年にジョンズ・ホプキンス・シビリティ・プロジェクトを設立。その活動は「ニューヨーク・タイムズ」をはじめとした国内外のメディアに注目されている。2002年に「Choosing Civility」が発売され、10万部を超すベストセラーとなった。ABC、CBS、BBCなどのテレビ番組にも出演多数。イタリア出身
大森ひとみ[オオモリヒトミ]
株式会社大森メソッド代表取締役社長兼CEO。AICI国際イメージコンサルタント協会最高位CIMイメージマスター。世界を代表するイメージコンサルタントとして、国内外で服装、マナー、プレゼンスキル、スピーチなどの講演、研修、コンサルティングを行う
上原裕美子[ウエハラユミコ]
1976年生まれ、筑波大学第二学群比較文化学類卒業、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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