ディスカヴァー携書<br> 「有名人になる」ということ

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ディスカヴァー携書
「有名人になる」ということ

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799311615
  • NDC分類 159
  • Cコード C0230

内容説明

この本は、わたしのこの数年間の「有名人になる」という不思議な体験について、当事者の視点からまとめたものです。どうやったら有名人になれるのか、そのとき得られるものは何か、失うものは何か。わたしの記憶が新しいうちに、正直に、赤裸々に、事実をまとめました。なってみたい方、知りたい方の参考になることを目指しました。

目次

第1章 有名人になるということ そのメリットとデメリット(有名人になることの直接的な金銭メリットは思ったほどは大きくない。プライバシーの侵害にちょうど見合うか、見合わないか程度;なんといっても大きいのは、人脈のひろがりによるチャンスのひろがり。これを生かせないと、有名人になったメリットはほとんどない;大きなデメリットのひとつは、「衆人環視の中」で生きるということ;最大のデメリットは、見知らぬ人たちから批判され攻撃されることを「日常」と考えなければいけないこと;発言力がつき、やろうと思ったこと、考えたこと、目指すことができやすくなる。それは有名人であることが信用につながっているからである)
第2章 有名人になる方法(有名人になる五つのステップ;有名になるために、メンタル面で必要な三つのポイント)
第3章 有名人をつくる人たち(「有名人」はビジネスになる;有名人ビジネスのヒット率は決して高くないが、当たると大きい;「有名人であること」は「ビッグな自分という勘違い」と「『有名な自分』依存症」を招く;有名人を応援するファンとの関係;アンチファンという人たち;有名人は利用するのか、利用されるのか)
第4章 「終わコン」 有名人としてのブームが終わるとき(「有名になる」ことの本質を知らなかったわたしの過信と勘違い;ブームは、せいぜい一~二年しか続かない;「終わコン」と言われはじめたときにどうするのか?;連載やレギュラー仕事の効用と危険性;「終わコン」と言われないための工夫;妬みを買う有名人と買わない有名人;有名人は「ふつうの女の子」に戻れるのか?;ある時期に「有名人」だったという過去は二度と消せない)

著者等紹介

勝間和代[カツマカズヨ]
1968年東京都生まれ。経済評論家。現在、株式会社「監査と分析」取締役、内閣府男女共同参画会議議員、中央大学ビジネススクール客員教授。早稲田大学大学院ファイナンス研究科、慶応義塾大学商学部卒業。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。少子化、雇用、ワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上など、幅広い分野で発言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

337
有名人になるってイメージは出来るがすごいリスクを持つのかぁと勉強になった。もはや気楽に外に出る事も困難になってくると思うとなんらかの方法で有名人なるのは嫌だなと思った。2017/04/18

harass

70
岡田斗司夫の動画で絶賛されていたので借りる。初勝間。有名人になるための戦略と実践と、有名になったことのメリット・デメリット、そしてオワコンになることを自身の経験から語る。広く一般的に有名になることと、特定のセグメントで有名であることの違いなどなかなか興味ぶかいテーマ。実に率直でいろいろおもしろい。有名であることはデメリットが多いが、先達の有名人と知り合い、社会に貢献できる可能性が増えることを最大のメリットとしている。アンチへの対処はスルーしか無いとも。良書。おすすめ。2022/02/05

佐島楓

54
「有名人」になるメリットとリスクを分析したもの。ただ、「有名人ビジネス」としてのご自身のキャリアアップについて、ここまでとんとん拍子でいけたのは、自他ともに認める特殊能力が必要であり、誰でもがなれるわけではない。それは容易に想像がつくところ。2015/09/30

ヒロミ

45
初勝間和代さん。すごく面白かったです。有名人になるということから生じる様々な事柄をマーケティングも交え真面目に書かれています。カツマーブームのとき正直苦手意識があったのですが、この本はとても良かったです。勝間さんが合間合間で紹介されている本も読んでみたいですね。2018/01/03

ホークス

44
2012年刊。岡田斗司夫氏が動画で「面白い」と言ってた。勝間氏の本は初めてだけど、「身も蓋もない」物言いが楽しい。著者の意図しない、真面目とトンチンカンの絶妙なバランスが良かった。有名人になる方法、なったらどうなるか、メリットとデメリットは何か、という考察を通じて、世の中とは、人間とはにも少しカスっている。有名になるのは企業の上場に似ていて、やたら情報開示が必要になり、謙虚に生きる事を求められると言う。勝間氏の人格は知らないけど、『ビジネスゲーム』(知恵の森文庫)の解説は良かった。知恵のある人だと思う。2022/11/02

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