内容説明
「だれが」「する(です)」「だれ・なに」「どこ」「いつ」―この順に英語を並べるだけで、誰でも簡単に英文がつくれます。
目次
第1章 なにがわからないか、なにができないかを把握しよう―中学校・高校レベルの例文で自己診断(自己診断テスト;解答例 ほか)
第2章 「意味順」学習法のススメ(「意味順」とは?;「意味順フォルダ」と「意味順ファイリングシステム」 ほか)
第3章 「意味順」トレーニング(意味順を使って、意味から英語に変換;第1章の例文をつくってみよう!)
第4章 「意味順」を使って文法をマスターしよう!―意味順ファイリングシステム(だれが;する(です) ほか)
第5章 卒業検定問題(中学校前半レベル;中学校後半レベル ほか)
著者等紹介
田地野彰[タジノアキラ]
京都大学高等教育研究開発推進センター教授。連合王国ランカスター大学大学院言語学・現代英語研究科博士課程修了。言語学博士(Ph.D.)。専門は教育言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
isao_key
7
なぜ簡単な日本語を英語にできないのか。間違いの多くは、1)文の組み立てができない。2)書く文法を使いこなせないことにある。1)の原因は①英語の基礎語順を理解していない。②主語を置くことができない。③日本語の字面をそのまま英語に置き換えてしまう。2)の対処法は、自分の理解が足りていないことが分かった項目、過去進行形や現在完了形の使い方、仮定法などの理解が必要。だれが、する(です)、だれ・なに、どこ、いつの語順通りに単語をあてはめてることで、正しい英語を作ることができる。これまでにないユニークな英語学習法。2013/04/11
yashiti76
2
3⃣5文型とか形容詞とか副詞とか、面倒な文法用語を取っ払って、誰が→する→なに→どこ→いつ の順に語句を並べれは、最低限の英文は作れる!っていう仕組みの解説。コンセプトは良いね。2014/02/10
bora618
2
意味不明な文章にならず、「ああ、本当はこう言いたいんだろうなぁ」と思われるまでステップアップするための文法書。留学生と急に英会話する機会ができた自分にとってはありがたい本。 ただ、意味順だけでは「車が速い走る」「私は昨日映画を凝視した」などのミスは十分にしうる。単語や品詞の勉強は欠かせない。2011/10/13