エクセレント・ホスピタル - メディカルコーチングで病院が変わる

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  • サイズ B6判/ページ数 359p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799310311
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C0047

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coldsurgeon

3
「非営利組織にこそ、マネジメントの本質がある」(ドラッカー)。「日本にないのは経営だけだ」(カルロス・ゴーン)。非営利組織である日本の利用機関には経営はない。金銭的なインセンティブだけで組織を動かすことは決してできない。医療は全費用の半分を人件費が占める、労働集約的な産業であるので、病院経営の本質は、「人」にあるといえる。職員を重視する経営が重要であることは自明である。それは正しい行いをして高い成果を上げている人を正しく評価し、褒め、さらなる成長の機会を与えることによって、良いスパイラルに導くことが大切。2014/05/27

大西正志

2
医療介護サービスのマネジメントは問題が多く非近代的なところも多い。著者は、医療者の3つの価値観「Purpose:人生の意義」「Worthwhile work:やりがいのある仕事」「Making a Difference:人の命に違いをもたらす」に視点を置き、職員満足度を指標に医療現場のマネジメントを示していく。共感できるところが多い。しかし、【貧困】な日本の医療介護現場は本当に厳しい。社会保障政策の抜本的改善ぬきには医療の未来はない。2018/01/08

redppm0131

1
コーチングを手法とした病院のマネジメントシステム?本という印象。以下のことを頭にとどめつつ、取り入れられるツールを取り入れていきたいと思った。医療者の3つの価値観「Purpose:人生の意義」「Worthwhile work:やりがいのある仕事」「Making a Difference:人の命に違いをもたらす」+「情熱」、医療人は「問題点」を見つけるように教育・訓練されている⇒「良い点に注目」、「名案プログラム」、「称賛・表彰チーム」2017/04/23

しまん。

1
この本で紹介している病院や経営はアメリカの中でも際立っているのでしょうが、アメリカではここまでサービス業として医療を捉えるようになっているのかと、日本との医療への姿勢の違いに驚きました。職員がやりがいや誇りを持って働くことは、患者の満足度にもつながる(そして病院の経営力を上げる)ということは間違いないと思います。病気が治るか、予後がどうなるかという類の医療の質の話とは別に、患者が気持ちよく過ごせるか、満足できるかという類の質も考えていかなければならないことだと思いました。2015/07/22

Yoshi

1
「前向きな関係を構築するためには、1つのネガティブなコメントにつき、3つのポジティブなコメントが必要である」「ものごとの『根本原因』に対処することができずに、それがもたらす『症状』に苦しめられることがある」「いつ自分たちが『壁』にぶち当たる危険性があり、いかにそれを乗り越えて、その先に進むのかを知る必要がある」「成果を上げた『個人』にスポットライトを当てることを恐れない」「部下がハシゴを登り始めたら、それがどんなに低くても褒めてあげなければならない」等、自分の職場や家庭にも応用可能なエッセンス満載の一冊2012/11/23

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