内容説明
私に何がわかるだろう?私は何をすべきか?私は何を望むことができるのか?ケーニヒスベルクで、厳しいカント教授は、こうした質問や、その他あれこれの質問に答えた。それはあまりに忙しくて散歩もできないほどの一日だった。―正直さとは義務だ。少しでも例外を認めてしまったら、もはや道徳など存在しない。人生について。幸福について。絵で読む哲学者の教え。
著者等紹介
モンジャン,ジャン・ポール[モンジャン,ジャンポール][Mongin,Jean Paul]
ドイツ哲学を専門とし、しばらくの間教壇に立っていたが、やがて歴史書の執筆に興味を移す
モロー,ロラン[モロー,ロラン][Moreau,Laurent]
イラストレーター。ストラスブール在住
山口俊洋[ヤマグチトシヒロ]
フランス語講師・翻訳家。1968年東京生まれ。東京都立大学大学院博士課程満期退学(フランス文学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書家さん#2EIzez
1
雷雨が降り初めて窓からうれしそうに好奇心をみせるところが楽しい人物だと思った。 規則正しく生活を送ることや決まりごとや規則性の宇宙が好きだったようだ。 2024/12/10
天使
1
コーヒー大好きおじさん??2023/02/02
dwuuuun
1
プロイセン ケーニヒスベルク 独身 スウェーデンボリ 召使いランペ2022/11/27
R.
1
このシリーズが最近お気に入りです。読みやすいだけではなく、そう考えた理由や経緯を知ることができます。2019/03/31
Kimitaka Imaizumi
1
我々は自分の行為に責任があり、我々の魂は生き残り、神は然るべき時に善意の人間に報いてくれる、と考えなければならない。そうでなければ、正しくて不幸であるよりも、悪をして幸せでいた方がましだということになりかねないだろう。2017/09/27