出版社内容情報
汗っかき(多汗症)の悩みを抱える人は日本人の1割・世界には約3億6500万人いるという調査結果もあり、近年、急速に認知や治療法についての啓発が進んでいる。人や部位によっては普段の生活の中でもスマートフォンやパソコンを壊してしまうことや、紙に触れると紙が破れてしまうほどの汗をかく。
周りの人は気にしないが本人にとっては深刻な悩みである場合は、対人面において大きな支障をきたし、メンタルヘルスをも脅かされるため、「目に見えない障害(サイレントハンディキャップ)」と呼ばれている。周囲からは「たかが汗」と軽視されやすいが、人生を左右することもある深刻な悩みである。
本書は汗の悩みを解決するための日常生活における対処法や考え方、医療に関する情報についてわかりやすくまとめた一冊。
【目次】(仮)
1章 あなたも汗で悩んでいませんか? ~汗っかきには種類がある
2章 たかが「汗」でなくされど「汗」 ~汗が人生に深刻な影響を与えることも…
3章 わたしたちはなぜ「汗っかき」になるのか ~汗が出るしくみと多汗症の診断基準
4章 汗っかきの悩みを乗り越える生活の工夫 ~大量の汗とのつきあい方
5章 汗っかきの悩みを乗り越える考え方
6章 汗っかきを解決するための医療的アプローチ
7章 大切な人が汗で悩んでいるときにできること
【目次】
内容説明
悩みは切実…。グレーや淡い色の服が着れない、手汗が気になって人と手を繋げない、汗が垂れてきて作業に集中できない、寒い季節なのに汗びっしょり、など。汗ストレスや自己嫌悪が驚くほどなくなる!当事者の体験談つき。
目次
第1章 周りが思う以上に、当事者の汗の悩みは深くて重い
第2章 汗っかき・多汗症の人が抱える数々の気がかり&悩みごと
第3章 汗が出るしくみと「多汗症」の診断基準
第4章 日常をより過ごしやすくする工夫と汗対策
第5章 「多汗症」治療のための医療的アプローチ
第6章 汗の悩みを軽くする考え方のヒント
第7章 大切な人が汗を理由に悩んでいたら
対談 汗も自分のキャラクターに。パンサー尾形流「汗とのつきあい方」
著者等紹介
山城絵里[ヤマシロエリ]
一般社団法人 多汗症ケアーサポート研究会 理事長。エリーモアーインターナショナル合同会社 代表。栃木県生まれ群馬県育ち。物心ついた頃から家族も驚くほどの頭部・顔面の汗に悩み、自分が他の人と違うことに気づく。医療や人体に興味を持ち、看護学校に入学するも、汗の影響で実技がうまくできず退学。他校に進学するも、同じ理由で再び退学。自殺未遂を繰り返し、心療内科に通院したことがある。多汗症の症状を抑えるため、さまざまな治療や対策を経験。症状が落ち着き始めた頃、多汗症や自身について広く発信するため、エリーモアーインターナショナル合同会社を設立。現在は、同じように多汗症に悩む人たちを支援するため、多汗症仲間と共に一般社団法人を設立し、多汗症の周知活動や傾聴・調査・分析を行う一方、多汗症患者を受け入れる企業への監修も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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