出版社内容情報
世の中にはダイエット法の本がたくさんあります。
なかには過激な方法を提唱するものもあり、医師の視点からは警鐘を鳴らしたくなるケースもあります。
医師である著者は、自身必要に迫られてダイエットに取り組んだものの、うまく減量できずに悩み、またその過程で感じた健康リスクについても危機感を持ちました。
多数の文献を調べ、とくに近年広く人気を博している低糖質をめざすタイプのダイエットに危惧を抱きます。
「糖質制限ダイエット」では、ほとんどの人がリバウンドしてしまうだけでなく、同時に心身の不調も引き寄せる危険性があるからです。
むしろ近年の各種の研究によれば、糖質制限を頑張るよりも、3食しっかりとお米を食べることのほうが、はるかにダイエット効果を期待できる、とされています。
糖質制限礼賛の世相に一石を投じ、おいしいごはんを食べるのを我慢しないでやせられる、科学的な方法を提唱します。
目次
第1章 「糖質制限ダイエット」には危険がいっぱい!(私は「糖質制限ダイエット」をおすすめしません;明確なエビデンス(科学的根拠)がなく、安全性が確立されていない ほか)
第2章 お米を食べるとなぜやせるのか?(炭水化物はごはんで摂るのが一番!;お米の糖質は身体にやさしい ほか)
第3章 お米を食べるダイエットはこうして実践!(「お米を食べるダイエット」6つのルールを把握しよう!;朝食は抜かずに3食食べる ほか)
第4章 実は、睡眠不足は肥満の大敵です(睡眠不足はどんどん太る;まずは量!質より量を確保する ほか)
第5章 運動を習慣化してもっと効率的にやせる!(運動すると、そもそも暴飲暴食しなくなる;適度な運動こそが「百薬の長」 ほか)
巻末付録【Q&A】教えて!梅岡先生
著者等紹介
梅岡比俊[ウメオカヒトシ]
医療法人社団梅華会理事長。予防未病健康医師協会代表理事。耳鼻咽喉科専門医。奈良県立医科大学医学部卒業。阪神地区に耳鼻科4院・小児科2院・心療内科1院、東京都内に消化器内科2院の計9院を展開。年間患者来院数は約17万人にのぼり、地域に密着した医療を提供している。2024年10月に新規開院した心療内科には、マインドフルネスセンターを併設。現代のニーズに合った医療を提供し、医療の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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